これまで「女性議員を増やせばジェンダー平等が進む」と主張してきたパリテ運動には問題があり、女性の政治家が増えるだけでは差別のない社会は実現しません。当イベントでは、高市を「女性」という属性ゆえに持ち上げる姿勢に強く反対し、この状況にもやもやを抱える人々と共に、対抗のための議論をします。
2025年12月30日(火)
15:00~17:00
北区、 不特定
ハイブリッド開催(会場:ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所/東京都北区+Zoom)
どなたでもご参加いただけます。
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https://251230fz.peatix.com/
■チケット代
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
これで日本も諸外国の仲間入り!壊滅的だったジェンダーギャップ指数があがり、これから日本はジェンダー平等になる!とにかくどんな人でも「女性」が総理大臣になるなら「第一歩」だ!という街の声が報道され、フェミニストからも同様の声が聞こえてきます。
高市氏は、これまで男性と女性の間にあった支配関係を、地位や権力を獲得できる女性とそうでない女性に明確な「分断線」をつくりました。また性別二元論と家父長制礼賛型家族主義などなど、フェミニストとして批判すべきものばかりです。就任してからの政策や言動は見るに耐えないものがあります。もちろん 一部では、極右政権、安倍政権のコピペ政権の高市早苗氏は、「女」だからといいわけではない!という声もあるものの、いまいち勢力にはなり得ていません。
上記のように二分する意見や議論があるものの、いまいちピンときません。ふぇみゼミ&カフェではあまり問題とされていない、一部のフェミニズム運動・研究を中心に「女性議員が増えればジェンダー平等が進む」と言い続けていたパリテ運動(選挙の候補者を男女同数にする)の問題性を中心に、今回の政権の問題を考えます。
言うまでもありませんが、議員だけが増えても、総理大臣が女性になっても、ジェンダー平等や差別のない社会を造ることはできません。
わたしたちふぇみ・ゼミ&カフェは、高市を女性であるということで持ちあげるフェミニズムに強く反対します!
「高市」「女性」をめぐってもやもやしている方、どう対抗すればいいか分からない方は、是非会場・オンラインで一緒に語ってすっきりさせましょう。
〈熱田敬子さん〉
ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、社会学・ジェンダー研究者。日中通訳翻訳。学生時代に日本軍性暴力被害者と出会い、中国・山西省や海南島などでフィールドワークを行ったことで、「主流派フェミニスト」になりかけていた自分を問い直す。山西省・明らかにする会通訳兼事務局メンバー。他に、人工妊娠中絶の経験者の聞き取りや、中華圏を主としたフェミニズム運動の調査も行う。
〈飯野由里子さん〉
ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター教員。専門はフェミニズム・ディスアビリティ研究。主な著書に『合理的配慮:対話を開く対話が拓く』(共著、有斐閣、2016年)、『「社会」を扱う新たなモード:「障害の社会モデル」の使い方』(共著、生活書院、2022年)など。
〈梁・永山聡子さん〉
ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、アカデミアとアクティビズムを架橋する在日朝鮮人3世の社会学者(専門:ジェンダー・セクシュアリティ・フェミニズム、日本、朝鮮半島のジェンダー秩序と運動など)です。1923関東朝鮮人虐殺を記憶する行動、在日本朝鮮人権協会会員(性差別撤廃部会)などで活動。市民にアカデミアや社会運動の知見を広めるトークイベント「聡子の部屋」を月二回開催。成城大学グローカル研究センター研究機構客員研究員。
終了後、17:30ごろからふぇみ・ゼミ&カフェ忘年会を予定しています(任意参加)
忘年会の詳細・お申込みはこちら:https://forms.gle/x1dhVaMrhMJDBCJK6〆切:12/22(月)
ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス https://femizemi.org/
申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540