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【一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ】
ディアン・セプティ・トリスナンティさん「インドネシアにおける2025年の抗議活動、労働者運動、女性運動」/グローバル資本とジェンダー・移民・新しい労働の運動~“活躍”なんかじゃないけど働いています

  • 「1日だけ参加」も可
  • 午後6時以降可
  • 自宅でできる
掲載期限 : 2026年1月10日(土)
 

ID:55646
キーワード:
インドネシアジェンダー労働者運動女性運動民主化
活動テーマ:
外国人・多文化共生 、 人権・平和 、 LGBT・セクシュアルマイノリティ 、 マイノリティ・さまざまな人への支援
団体名:
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ

趣旨

女性労働者コミュニティメディアの代表として発信を続けているディアンさんに、インドネシアで起きている民主化の後退、そして労働者や女性たちの運動がデモの中で果たしている役割、求めていることをお話しいただきます。

主要項目

開催日

2026年1月9日(金)


19:00~21:00

場所

完全オンライン開催

対象

どなたでもご参加いただけます。

申込み方法・備考

↓↓↓詳細・お申込みはこちら!↓↓↓
https://peatix.com/event/4697069/
■チケット代
▽一回券
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)

▽全7回通し券
・一般 13,300円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 11,000円(税込)

*寄付者の方にはパスポート以外にもさまざまな特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください(https://femizemi.org/donate/tokuten/

内容

講師プロフィール/Dian Septi Trisnanti(ディアン・セプティ・トリスナンティ)さん

Marsinah.ID(女性労働者コミュニティメディア)代表。聖公会大学校修士課程修了。

講座概要

2025年夏、インドネシアでは大規模な政府に対する抗議デモが行われました。国会議員の高額な住宅手当など、政治エリート層による利権の分配などに対する批判から始まったデモは、バイクタクシーの運転手が警察車両に轢かれて死亡したことでさらに拡大しました。インドネシアでは1998年にもスハルト政権を終わらせた大規模な民主化デモがありましたが、当時の活動家たちも現在は体制内に取り込まれた人たちが多く、2025年11月にはスハルト(現在は故人)が「国家英雄」の称号を授与されました。

女性労働者コミュニティメディアの代表として発信を続けているディアンさんに、インドネシアで起きている民主化の後退、そして労働者や女性たちの運動がデモの中で果たしている役割、求めていることをお話しいただきます。

グローバル資本とジェンダー・移民・新しい労働の運動~“活躍”なんかじゃないけど働いていますとは?

フェミニズムは女性の社会進出を目指してきたと言われますが、いつの間にかそれが、エリート層の中に女性も食い込み、パワーカップルとしてタワマンや高級住宅に住み、子どもをエリート校に送って、差別・収奪のシステムそのものは放置するどころか、そこから利益を得る”タワマン・フェミニズム”になっていないでしょうか?

(“タワマン・フェミニズム”はふぇみ・ゼミ&カフェが2019年ごろから講座などで使ってきたワードです)

他方で、かつて人権と平等の視点から国際的な多国籍企業の収奪を問題にしてきた反グローバリズムの流れは、「アベノミクス」以来の政治が日本を貧しくするにつれ、差別と排斥の極右運動に奪いとられています。従来、差別を利用して収奪を行ってきた保守派が、「穏健」に見える目の錯覚が起きるほどです。また、旧来の組織化を目的とした労働運動も、流動化し、変化する労働環境に十分に対応できているとは言えません。

本講座では、移住労働者や女性、日雇い労働者、若者など既存のグローバル資本のシステムの中で周縁に置かれてきた人たちの多様な運動から、これからの労働と運動の形を考えます。

各回日程/テーマ

第1回 12月15日(月)19:00~21:00 ウー・ジンルーさん「台湾における移住労働者運動」

第2回 2026年1月9日(金)19:00~21:00 ディアン・セプティ・トリスナンティさん「インドネシアにおける2025年の抗議活動、労働者運動、女性運動」

第3回 2026年1月(調整中)「スーパー格差社会香港の周縁女性労働者たちの運動」(仮)

第4回 2026年2月4日(水)19:00~21:00 中野理さん「アジアにおける労働者協同組合の可能性と課題」

第5回 2026年2月22日(日)15:00~17:00 ボナンさん「フィリピン人家事労働者たちの国境を越えた労働運動」

第6回 2026年3月(調整中)「協同労働の可能性」(仮)

第7回 2026年3月30日(月)19:00~21:00 木本喜美子さん「「生きること」を軸に「仕事」を考えると?」

この情報に関するお問い合わせ

ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室


メール:femizemi2017@gmail.com


HPアドレス   https://femizemi.org/

申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540

団体紹介
団体名称 : 一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
ふぇみ・ゼミは、2017年、受講者を若い世代に限定したフェミニズム自主講座の開催からはじまりました。
現在では若い世代向けの講座に加えて、全年齢向けのフェミニズム講座、調査研究なども実施しています。その際に常に大事にしているのが、インターセクショナリティの視点(差別の交差性;複数の差別の重なりや交わりを見る視点)を取り入れることです。18歳~20代を対象(ジェンダースタディーズ初学者のみ30代も受講可)の「ふぇみ・ゼミU30」通年開講。それ以外の講座の参加対象に年齢制限はありません。多くの講座はオンラインでご参加いただけます。気になる方は、ぜひイベントページをチェックしてみてください!