ファッションや身体に関する様々な研究と実践を通して、身体、経済、ジェンダー、民族、階級、障害がどのように絡み合い、この社会の不平等な構造を作っているのかを探ります。この講座で得た学びを、自分自身の装いや身体の実践に引きつけて考えることで、不平等や差別をなくしていくための、具体的な一歩をそれぞれが見つけていくことを目指します。
2026年1月10日(土)
18:00~20:00
北区、 不特定
ハイブリッド開催(会場:ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所/東京都北区+Zoom)
どなたでもご参加いただけます。
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https://fashion-femi.peatix.com/
■チケット代
▽一回券
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
▽全6回通し券
・一般 11,300円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 9,500円(税込)
*寄付者の方にはパスポート以外にもさまざまな特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください(https://femizemi.org/donate/tokuten/)
現代社会の接客サービス労働において、企業やその商品のイメージを外見で表現して顧客にアピールする「美的労働(aesthetic labour)」が出現しています。この講義では、美的労働を通じて従業員に求められる外見とジェンダーや社会階層との関係、美的労働が重視される社会におけるルッキズム(外見にもとづく差別)の問題、外見管理「能力」が評価される労働社会に生きることの困難などについて考えます。
東京理科大学教養教育研究院教員。専門は社会学、障害学、ジェンダー研究。おもな著書・論文に、『ルッキズムってなんだろう?―みんなで考える外見のこと』(平凡社、2025年)、「ルッキズムと外見の序列化―美的労働(aesthetic labour)に着目して」(『法社会学』90号、2024年)など。
第1回 11月16日(日)18:00~20:00 河野夏生さん「脱毛プロパガンダ~表象から読み解く日本の脱毛文化~」
第2回 11月29日(土)19:00~21:00 ほんまなほさん「ボールルーム・カルチャーとファッション:大阪・釜ヶ崎での実験から」
第3回 12月14日(日)19:00~21:00 谷本奈穂さん「美容整形の動機に見るジェンダー」※完全オンライン開催
第4回 2026年1月10日(土)18:00~20:00 西倉実季さん「美的労働(aesthetic labour)から見る職場のルッキズム」
第5回 2026年1月24日(土)18:00~20:00 石田依子さん「刻まれる沈黙――『海の沈黙』における海・身体・制度の交錯」
第6回 2026年2月14日(土)18:00~20:00 梁・永山聡子さん「誰が着てもよいのか?ーチマ・チョゴリの政治社会学」
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