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助成金等

【特定非営利活動法人市民社会創造ファンド】
「ジョンソン・エンド・ジョンソン コミュニティ・ヘルスケア・プログラム」2026公募助成

掲載期限 : 2026年2月1日(日)
 

ID:55685
キーワード:
コミュニティプロボノヘルスケア市民活動社会貢献
活動テーマ:
ボランティア・NPO支援
団体名:
特定非営利活動法人市民社会創造ファンド

趣旨

Johonson & Johonsonは創業以来、人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上を目指し、 安全性の高い良質な製品とサービスの提供に、全力で取り組んでいます。公衆衛生への投資を通じて、過去5年間に世界の100万人以上のフロントライン・ヘルスワーカー(以下、「FLHW」とする)を支援し、その先にいる10億人以上の人々に手を差し伸べてきました。

超高齢社会を迎える日本では、人口と労働力の減少を背景に、公衆衛生上の多岐にわたる課題が指摘されています。自助や共助、ひいては地域における支援の仕組みづくりが急務である一方で、政府や市場の対応が行き届かないヘルスケア課題も散在しています。そのため、地域の中でこれらの課題に直面するFLHWによる取り組みが求められています。2023年に特定非営利活動法人市民社会創造ファンドの企画・運営協力を得て、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループが調査を実施しました。  

その結果、分断された社会構造において、医療・福祉制度では十分なヘルスケアが届かず困難を抱える人の存在があることや、地域で療養する患者等をケアする家族に対しての支援は見過ごされがちで大きな負担となっていることがわかりました。さらに、地域のヘルスケア課題に気づき、専門的な知見を持ちながら市民として活動するFLHWが存在する一方で、彼ら自身を支える仕組みが不足していることもわかりました。これらの課題を踏まえ、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ JAPAN COMMUNITY IMPACT(以下JCI)では、2024年より「ジョンソン・エンド・ジョンソン コミュニティ・ヘルスケア・プログラム」を始動し、団体の意向にあったプロボノ支援を有志社員のチームによって提供しています。2025年より本プログラムを公募型に切り替え、2026年は、Johonson & Johonsonの新しいFLHWプラットフォームであるCareCommnityに準じて、看護師とコミュニティヘルスワーカー*への支援やエンパワメントの仕組みづくりに貢献してまいります。

主要項目

対象

下記の要件を満たした団体に限ります(個人は対象となりません)。
・助成対象となる活動に関わる民間の非営利法人であること(特定非営利活動法人、非営利徹底型の一般社団法人等)
・FLHWとして①看護師あるいは②コミュニティヘルスワーカーが、地域での活動をリードする重要な役割を担っていること
・応募締切日時点で団体設立後2年以上の活動実績があること
・団体のホームページやSNSなどで活動や団体概要が公開されていること
・助成開始後、報告書の提出や報告会などへの出席に同意すること
*注意・補足事項
助成の対象となるプロジェクトの団体の役員および主たる実務者は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの製品・サービスの使用に影響を与える立場のFLHW、公務員、およびその親族と、実質的なつながりがないこととします。この点については、審査の過程において確認させていただきます。
看護師とコミュニティヘルスワーカーの採択比率は同程度を想定します。

助成金

1件あたり300万円程度 今年度の助成総額は、2,000万円程度を想定しています。

申込み締切

2026年1月31日(土) 必着

申込み方法・備考

応募方法
①応募用紙(応募企画書)の入手
 以下のURLにアクセスし、応募企画書をダウンロードしてください。
 応募受付サイト  https://civilfund.org/activity/jciprogram_entry2026/ ‎ ②応募書類の提出
 以下の書類データを一つの圧縮フォルダにまとめ、上記の応募受付サイトにアクセスし、応募受付フォームにアップロードして下さい。
01_応募企画書(本紙)
02_応募企画書(別紙)
03_応募年度の団体事業計画書
04_応募年度の収支予算書
05_前年度の団体事業報告書
06_前年度の収支決算報告書
07_前年度の監査報告書の写し
08_定款・会則
※03〜07の書類については、団体として正式に承認されている最新のものを提出してください。


2026年度応募要項

内容

本プログラムでは、地域社会のヘルスケアの向上につながるFLHWによる取り組みを応援します。

公衆衛生に関する社会全体やコミュニティを対象とした活動、地域住民のヘルスケア支援の実現に向けた活動およびFLHWに対する教育やサポート、さらには活動の展開を助けるための調査研究活動も対象とします。

助成期間 2026年6月1日~2027年5月31日(原則、1年間)

具体的なプロジェクトの例は以下の通りです。

地域における医療および介護人材不足という課題に取り組み、マルチセクターでの協働を推進し、ソーシャルキャピタルの形成につながる活動

社会構造の変化(単身世帯の増加、働き方の多様化、独居老人の増加など)によって深刻化している孤独感や孤独死、社会的孤立の解消に向けた活動

障がい者の生活の質/QOLの向上、就労支援などの社会参加、余暇活動や地域参加への機会創出を促し、当事者やその家族の社会的孤立の解消に向けた活動

メンタルヘルス、視覚障がい、身体障害などに対する根強い偏見に向き合い、地域住民の一人ひとりが地域の一員として積極的に参画できる環境の実現に向けた活動

若年層の抱える課題に対応し、社会的および環境的アプローチ、あるいは若年者個人の課題対処を支援する活動

子育てにおいて経済的な困難だけではなく社会的なつながり、地域との関係が不足している家庭(共働き世帯やひとり親世帯、家族からの支援が受けにくい世帯など)の孤立を防ぎ、地域全体で子どもの成長を支える環境を整えるための共助の仕組みを構築する活動

医療的ケア児、小児難病患者、長期療養の患児の成長、自己実現や社会参加を促す活動

その他、地域のヘルスケアの向上につながる独創的で先駆的な取り組み。

この情報に関するお問い合わせ

ジョンソン・エンド・ジョンソン助成プログラム事務局・協力団体

特定非営利活動法人 市民社会創造ファンド 担当:山田、駒井

E-mail:JCI_program@civilfund.org 

〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町 1-4-3  日本橋 MI ビル 1 階

TEL:03-5623-5055(月曜日~金曜日(祝祭日をのぞく)10:00 ~ 17:00)

お問い合わせについては極力E-mailにてお願いいたします。

団体紹介
団体名称 : 特定非営利活動法人市民社会創造ファンド
市民社会創造ファンドは、個人・企業・団体などから多様な寄付や助成の受け皿となり、個別のNPOが行う特定のテーマ活動に対して助成を行う、専門的なコンサルテーション機能を備えた資金仲介組織です。新しい市民社会の実現に寄与することを理念とし、NPOの資金源を豊かにし、NPOセクターの自立した発展と活性化を図ることを目的に、特定非営利活動法人日本NPOセンターの実績の一部を継承・発展する形で2002年に設立しました。