2011年3・11東日本大震災から現在まで、私たちは地球環境基金の助成事業として震災や豪雨災害などの大規模自然災害の被災地で、アスベスト粉じんの飛散・ばく露防止対策の普及・啓発活動に取り組んできました。
昨年12月末、石川県は能登半島地震と豪雨災害による被災建物の公費解体申請42,385棟の全ての解体が完了したと発表しました。公費解体は完了したとはいえ、別管理建物1,763棟が残っており、今後も解体工事はつづきます。
引き続き、被災地での公費解体に伴うアスベスト粉じんの飛散・ばく露防止対策、アスベスト建材の適切な分別・廃棄に取り組んでいかねばなりません。
昨年7月、七尾市中島町で災害ボランティアを対象に「アスベスト学習会in能登」を開催しました。災害時にボランティアが安全に活動するために、アスベスト・リスクに関する知識と予防対策の研修が求められています。
アスベストが使用された建築物の解体工事は2028年にピークを迎えます。平時から地域住民、建築物所有者、工事事業者、労働者、自治体、NPO等が連携し、より安全、確実な工事を実現するために、アスベスト・リスクコミュニケーション活動に取り組んでいきたいと考えます。
この度、3月11日(水)に2025年度活動報告会をオンライン(ZOOM)で開催します。ぜひご参加下さい。
2026年3月11日(水)
18時30分~20時
不特定
オンライン(ZOOM)
関心ある方であれば、どなたでも参加可能
また今回の内容は災害現場でボランティア活動される方も関連しています。
2026年3月9日(月)
下記の参加申込フォームでお申し込みください。
開催前日(3/10頃)までにはZOOMのURL等をお送りいたします。
参加申込: https://forms.gle/DKUEtMdbxgBFXfrT7
2026年3月11日(水)18時30分~20時(終了予定)
この催しは独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の2025年度助成金を受けて開催します。
オンライン(ZOOM)・無料
私たちは、東日本大震災での被災地のアスベスト対策を進める活動に取り組みました。東日本大震
災では地震と津波によって多くの人命が奪われると同時にたくさんの建物も被害を受けました。
建物に大量に残されたアスベスト含有建材が一度に被災したことによって、その後の復旧・復
興の過程でアスベストが飛散し、作業に従事する労働者、周辺住民やボランティアがアスベス
トの粉じんを吸ってしまう(ばく露)状況がありました。「建物にはアスベストはもうないはず
だ」、「スレート板は非飛散性アスベストだから飛散しない」、「すこしくらいは吸っても大
丈夫」、また逆に「ちょっとでも吸うとがんになる」などの誤解があり、適切な対策がとられ
ていない場面が多くみられました。
アスベストのばく露を防止するためには被害を受けるおそれのある人々が対策に参加するこ
とが重要です。これは職場では「リスクアセスメント」と呼ばれており、世界中で行われてい
ますが、日本の中小の解体の現場では未だ普及していません。アスベストの被害は職場を超え
て周辺住民と建物を利用する人々に及びます。住民、建物利用者、建物所有者、工事業者、行
政などの関係者が情報を共有し、対策に関与することをリスクコミュニケーションと呼びます。
アスベストの対策では、このリスクコミュニケーションが効果的であり、重要とされています。
これまで全国各地で解体工事などでのアスベストをめぐるリスクコミュニケーションに関わっ
てきました。
参考:https://tokyo-oshc.org/wp/torikumi/asbestos/risk-communication/
①能登半島地震におけるアスベスト対策について
中地 重晴 氏(熊本学園大学)
②阪神淡路大地震から31年 ボランティアアンケートから
南 慎二郎 氏(立命館大学)
③災害ボランティアとアスベスト教育について
榊原 洋子 氏(愛知教育大学)
④既存アスベスト対策とリスコミ活動について
永倉 冬史 氏(NPO法人中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
2025年7月:七尾で実施した災害ボランティア向けアスベスト学習会(https://x.gd/IFLSR)
2025年9月:八王子市ボランティアセンター登録ボランティア向け講習会(https://x.gd/sjNep)
TEL 03-3683-9765
FAX 03-3683-9766
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