1944年の沖縄における日本軍駐屯と性暴力の問題は、これまでどのように語られてきたのでしょうか。
辻遊廓の女性の動員、日本兵による暴力の頻発、そして朝鮮半島から連れてこられた女性たちの存在。
こうした出来事は、沖縄社会の中にどのような関係性や境界を生み出していたのでしょうか。
「日本人」としての意識のもとで向けられたまなざしには、どのような差別や葛藤が含まれていたのか。
本講座では、こうした問いを手がかりに、戦時下の性暴力と支配の構造を、沖縄社会の視点から改めて考えます。
2026年5月9日(土)
17:00~19:00
オンライン開催
どなたでも参加できます。
お申し込みはこちら:https://b1fz2026.peatix.com
アジア太平洋戦争の暗雲が立ちこめる1944年。サイパンの陥落で日本軍が大挙して中国大陸から沖縄に送り込まれた。琉球国時代の中国由来の慣習が沖縄に残るなか、日本軍将兵は沖縄人を「チャンコロ系統」と侮蔑し、慰安所を設置する一方で強姦事件を繰り返した。さらに「敵に捕まると女は強姦される」と恐怖心をあおり、いざというときの「玉砕」を命じた。その結果が、上陸した米軍を目の前に繰り広げられた「集団自決」だった。女性・子どもの犠牲が80%を超えたその意味とは何だったのか。そして敗戦後の米兵による止まない強姦。朝鮮・ベトナム戦争の出撃基地となってからは、戦争の〝副産物〟としての凄惨な事件が相次いだ。いまなお続く米兵による性暴力。軍隊の構造的暴力と日米同盟の罪科を問う。
1949年沖縄県座間味村生まれ。沖縄戦下で起こった「集団自決」の調査を通して沖縄の近現代女性史研究に取り組む。那覇市役所職員として『なは・女のあしあと』(那覇女性史 前近代~戦後編)の執筆編集、新沖縄県編集委員会委員として『沖縄県史』の近代、女性史、現代編の執筆に関わる。その他、沖縄の日本軍「慰安婦」問題や、戦後の米兵による性犯罪のドキュメントをまとめている。那覇市歴史博物館を定年退職後、琉球大学、沖縄国際大学・大学院、沖縄大学・大学院で沖縄近現代女性史、ジェンダーと政治、平和研究など非常勤講師を10年余り勤務。
第1回 5月9日(土)「戦争と性―沖縄の日本軍「慰安婦」」
第2回 5月16日(土)「「同化」政策の結末としての「集団自決」」
第3回 5月23日(土)「米軍基地と性買売」
第4回 5月30日(土)「軍隊の構造的暴力」
第5回 6月6日(土)「沖縄における軍隊と性暴力」
時間はすべて17:00-19:00。
すべての回でリアルタイム日本語字幕と録画を提供します。
第1~4回は完全オンライン開催。
第5回のみハイブリッド開催。
講師お一人による講座を1コースとし、2026年度は全部で8コース開催します。1コース(5回)からお申込みいただけます。
一般 ⇒ 19,800円(税込)
学生・2026年度寄付者(1万円以上) ⇒ 16,500円(税込)
ふぇみ・ゼミU30受講生 ⇒ 8,800円(税込)
8コースすべてを受講する方 ⇒ 110,000円(税込)
当講座は、開講後も終了分の録画がご覧になれます。
ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
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