「紛争地帯に行きたいなら、母子保健をやれ。」
これは、梁・永山さんが学生時代、国際協力の実践者からかけられた言葉です。
「母の命を守る」「子どもの命を守る」「女性の身体を守る」。
一見、政治性のない善意の取り組みに見える母子保健ですが、そこには誰の命を、どのような方法で守るのかという問いが潜んでいます。
今回の講座では、梁・永山さん自身のNGOや国連機関での経験も踏まえながら、ジェンダー、伝統、文化、そして「文明」と「野蛮」をめぐる問題を考えます。
2026年9月29日(火)
19:00~21:00
北区、 不特定
Zoomと会場を併用するハイブリッド開催。
どなたでもご参加いただけます。
母子保健は、「母と子の命を守る」普遍的で善意ある取り組みとして、国内外で推進されてきました。しかし、その背後では、国家や国際機関が「望ましい母」「健全な子ども」「正しい家族」の基準を定め、女性の身体や生殖を管理してきた歴史があります。本講座では、人口政策、優生思想、国際協力、医療支援などを手がかりに、誰の命が守られ、誰の声や選択が切り捨てられてきたのかを検証します。「命を守る」という言葉に隠された権力と欺瞞を問い直します。
1990年代から2000年代にかけて国際的な重要課題となった、国連の「母子保健」に関する活動に携わる。2007年からは、WHO・UNICEFが主導する「赤ちゃんにやさしい病院運動(Baby-friendly Hospital Initiative:BFHI)10か条」の先進工業国会議に、日本の国際NGOメンバーとして参加。2年に1回開催される国際会議に計5回出席したほか、各委員会での活動にも取り組んだ。2009年には、WHO担当者による日本国内の産婦人科施設の視察に際し、各地の施設への案内と調整を担当した。上記の内容は修士論文として提出し、一部が書籍化されている。「4章 母乳育児からグローバルがみえる:多国籍フードビジネスと医療支配」『社会学理論のプラクティス』くんぷる(2017年)
現在、ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、成城大学グローカル研究センター研究機構客員研究員。在日朝鮮人3世。専門は社会学、ジェンダー研究。特に、朝鮮半島におけるジェンダー秩序とフェミニズムについて研究している。
▼一回券
一般 2,000円(税込)
2026年度寄付者〈10,000円以上〉/学生 1,750円(税込)
2026年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
▼全10回通し券
一般 19,000円(税込)
2026年度寄付者〈10,000円以上〉/学生 16,500円(税込)
U30受講生料金は一回券のみの設定です(通し券は若者向けのU30パスポートをご利用ください)。
2026年度に1万円以上のご寄付で、若者講座8講座が録画視聴可能になり、講座参加が寄付者価格になります。5万円以上のご寄付で、本講座を含む40講座以上にご招待いたします。
寄付者の方にはパスポート以外にもさまざまな特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください。
ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス https://femizemi.org/
申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540