差別や暴力の問題に対して、広く使われる「寄り添い」という言葉。しかし、その姿勢がかえって被害者の声を封じ、差別の解消を妨げることもあります。日本軍性暴力やジャニーズの性暴力問題を例に、「寄り添い」や「支援」のあり方、大学などで進む「寄り添い」のサービス化を問い直します。「寄り添い」ではなく、権利を保障することの重要性を考えます。
2026年11月18日(水)
19:00~21:00
オンライン開催
どなたでもご参加いただけます
フェミニズム運動の場で、差別や暴力の問題をとりあげると、被害者やマイノリティに「寄り添」おうという人がいます。いえ、フェミニズム運動だけでなく、社会で広く、「寄り添い」は差別問題に対する一つの紋切り型の反応になっています。
でも、私は「寄り添い」という言葉が出てきた瞬間、いつも、ああ、寄り添う気も、差別をなくす気もないんだなと思ってしまいます。日本軍性暴力や、ジャニーズの性暴力の問題にあたって、「寄り添い」を持ち出すことは被害者を黙らせることになることすらあります。
トークでは、「寄り添い」という気持ちで差別を考えることの問題や、「支援」の問題、サービス化する「寄り添い」(特に大学)についてお話します。
「寄り添い」ではなく、権利を。
熱田敬子さん
東京下町育ち。フェミニスト、アクティヴィスト。ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、北京語翻訳通訳、ジェンダーや社会学の大学講師。研究テーマは人工妊娠中絶の体験談の聞き取り、日本軍戦時性暴力支援運動など。共著に『ハッシュタグだけじゃ始まらない:東アジアのフェミニズム・ムーブメント』(編著者:熱田敬子、金美珍、梁・永山聡子、張瑋容、曹曉彤、大月書店、2022)など。
一回券
一般:1,980円(税込)
2026年度寄付者〈10,000円以上〉・学生:1,650円(税込)
2026年度ふぇみ・ゼミU30受講生:1,100円(税込)
全4回通し券
一般:7,600円(税込)
2026年度寄付者〈10,000円以上〉・学生:6,500円(税込)
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