市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2020

豊かな地域をつくるのは私たち!
~「地域包括ケアシステム」から制度・セクター・分野を超えて~

分科会 12

誰もが安心して暮らすために、困っている人を支える仕組みが必要です。現在国は「地域包括ケアシステム」で高齢者介護サービスをつなぐため、介護保険などの改正や再編をしていますが、高齢者だけでない地域みんなが豊かに暮らすには、どうしたらよいでしょうか。

各地域の状況や考え方、市民の想いや取組みを活かした地域づくりをすすめるために、明日からできることを一緒に考えます。


日時: 2月8日(土) 14:00~16:30

こんな方におすすめ!:

  • 地域包括ケアシステムに関わる方、関わりそうな方
  • 地域で活動するボランティアグループ、NPOのこれからを担うメンバー

出演:

油井 和徳さん(NPO法人山友会 副代表)

平野 覚治さん(一般社団法人全国食支援活動協力会 専務理事)

井上 温子さん(NPO法人ドリームタウン 代表理事)

安藤 雄太さん(東京ボランティア・市民活動センターアドバイザー)

定員: 30人

油井 和徳さん(NPO法人山友会 副代表)

<プロフィール>

認定特定非営利活動法人山友会副代表。1984年生まれ。社会福祉士。准認定ファンドレイザー。山友会は、東京都の通称「山谷地域」において、無料診療、生活相談、地域生活サポート、炊き出し・アウトリーチ、ケア付き宿泊施設の運営、居場所・生きがいづくり、共同墓地の運営、アートプロジェクト等さまざまな活動を通して、ホームレス状態など社会的に孤立し生活困窮状態にある人々が、つながりとコミュニティをつくる活動を行っている。

平野 覚治さん(一般社団法人全国食支援活動協力会 専務理事)

<プロフィール>

一般社団法人全国食支援活動協力会 専務理事/社会福祉法人ふきのとうの会 理事長

世田谷区で1983年から活動するボランティアグループ「老人給食協力会ふきのとう」代表に2004年就任。

元気高齢者など多様な住民の参加により、住み慣れた地域での暮らしを支え合う「参加型福祉」を目指している。

2016年より、食を通して多世代が参加する居場所づくりの推進に関わる。

「広がれ、こども食堂の輪!」推進会議 委員・事務局として、各地の関係機関と協力しながら連絡会活動に取り組む。

井上 温子さん(NPO法人ドリームタウン 代表理事)

<プロフィール>

特定非営利活動法人ドリームタウン代表理事。大東文化大学の学生時代にゼミ活動で高島平の活性化プロジェクトに関わる。卒業後は、大学職員として、コミュニティカフェ運営や学生団地入居プロジェクトを担当。同時に、社会起業家についての勉強会を主宰し、ドリームタウンを設立。共生型の居場所の可能性に魅せられ、2017年4月 立教大学21世紀社会デザイン研究科に入学。修士論文で、地域共生社会において要となる共生型の居場所の効果と可能性について研究(2019年3月卒業)。「共生型の居場所+リンクワーカー」を広げ、まち全体がサービス付き多世代型住宅になることにより、だれもが孤立することなく暮らしやすい地域づくりを目指す。