市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2021

お隣の外国人のこと、知っていますか?
~日本の制度から考える多文化共生~

分科会 3

※オンラインのみでの参加方法に変更になりました。

2018 年の出入国管理法の改定により、在留資格に「特定技能」が新設されました。これは、人手不足に対応するため、即戦力となる外国人材を受け入れようとするものですが、外国人を単なる労働力としてしか見ていないようにも思われます。この分科会では、日本の外国人に対する政策を学び、外国人と日本人が、地域でともに暮らすためのあり方について考えます。


チラシはこちら


日時: 2月12日(金)19:00~21:00

定員: オンライン 30人※金曜夜はオンラインのみの開催に変更しました

出演:

高橋 恵介さん(株式会社グローバルトラストネットワークス 特定技能推進室 室長)

西尾 加朋さん(一般社団法人OCNet 理事)

渡戸 一郎さん(明星大学 名誉教授)

こんな方におすすめ!:

  • 地域で外国人を見かけることが増えたと気になっている方
  • 「特定技能」「技能実習制度」に関心のある方
  • 外国人との共生に関心のある方 など

高橋 恵介さん(株式会社グローバルトラストネットワークス 特定技能推進室 室長)

<プロフィール>

1966年東京生まれ

創業15年、累計20万人以上の外国人サポート、年間約8万件の生活相談実績を持つ、社会課題解決企業、㈱グローバルトラストネットワークス(GTN)特定技能推進室長。

24歳で牧師として外国人サポートを始める。その後、NECグループで、外国人が言葉の壁なく公共サービスが利用できるよう、119番通報、ハローワーク、自治体窓口、日本年金機構、医療通訳等の多言語通訳コールセンターの企画、導入促進担当。現在は、GTNで外国人介護人材の介護現場への提案を進めている。

EDAS理事 外国人政策勉強会主宰。 https://edas.global/

西尾 加朋さん(一般社団法人OCNet 理事)

<プロフィール>

大阪府出身。

大阪と東京の両入国管理局(現・出入国在留管理局)インフォメーションセンターに中国語通訳相談員として7年間勤務後、2007年より大田区の(一社)OCNetに相談・通訳ボランティアとして参加。

行政機関、教育機関などに同行し、伴走型支援を続ける。2018年より、主に大田区を中心として外国ルーツの高校生支援プロジェクトを立ち上げる。現在「国際都市おおた協会多言語相談窓口(レガートおおた受託)」にも勤務。

渡戸 一郎さん(明星大学 名誉教授)

<プロフィール>

明星大学名誉教授(都市社会学)。東京ボランティア・市民活動センター運営委員長。多文化共生教育ネットワーク東京(TEAM-Net)共同代表。

1990年代から外国人との共生を目指す市民活動や自治体の外国人・移民政策づくりに関わる。移民政策学会の創設に関わり、会長を2期務めた。主な共編著書に『変容する国際移住のリアリティ』ハーベスト社、『移民政策のフロンティア』明石書店など。