市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2021

コロナ禍での居場所づくりの現在地
~高齢者の交流の場を対象に~

分科会 10

密を良しとしてきた地域の居場所づくり。感染症により集うことが難しくなり、多くの拠点が休止しました。居場所づくり団体から休止中の取り組みや再開の経緯、どのような想いでこの事態を乗り越えようとしているのかを伺い、研究者から健康・福祉の観点でみた居場所づくりについてお話しいただきます。感染症の流行を経験した今、居場所づくりの意義について考える会です。


チラシはこちら


日時: 2月13日(土)16:30~18:30

定員: 会場 20人、オンライン 40人

出演:

藤原 佳典さん(東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム 研究部長)

望月 美智子さん(まちナカ・コミュニティ 西荻みなみ 理事)

大久保 隆さん(おむすび倶楽部友の会 代表)

コーディネーター:

山田 翔太(一般財団法人世田谷トラストまちづくり)

こんな方におすすめ!:

  • 地域の居場所づくりをしている方
  • 地域の居場所づくりをしたい方

藤原 佳典さん(東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム 研究部長)

<プロフィール>

東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム 研究部長

北海道大学医学部卒業、京都大学病院老年科等を経て京都大学大学院医学研究科修了(医学博士)。

多世代共生の地域づくり・ソーシャルキャピタルの視点から高齢者の社会参加と介護予防・認知症予防について実践的研究を進めている。一例に、2004年より次世代支援・世代間交流を通してフレイル・認知症予防をめざすシニア読み聞かせボランティア「りぷりんと」プログラムを開発し、活動を推進(NPO法人りぷりんとネットワーク理事・NPO法人日本世代間交流協会副会長)。

内閣府高齢社会対策の基本的在り方等に関する検討会委員、厚労省一般介護予防事業等の推進方策に関する検討会委員他、多数の自治体の審議会座長を歴任。

望月 美智子さん(まちナカ・コミュニティ 西荻みなみ 理事)

<プロフィール>

まちナカ・コミュニティ 西荻みなみ 理事

高齢者だけでなく誰にでもひらかれた「西荻南きずなサロン」(杉並区社会福祉協議会の登録事業)の代表を務める。商店街の閉店したストアーに掛け合い2018年に活用が始まったコミュニティスペース「西荻みなみ」の理事として誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めている。

大久保 隆さん(おむすび倶楽部友の会 代表)

<プロフィール>

おむすび倶楽部友の会 代表

杏林大学の社会人講座にて空き家所有者と出会い、履修生や他講座修了生とともに設立した「おむすび倶楽部友の会」の代表を務める。2017年に築45年のRCの空き家を改修し、「おむすびハウス」として開設。健康維持や認知症予防、多世代交流など地域の居場所づくりを進めている。