市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2022

フードロスから自分にできること考えよう。「食」でつながる
~フードバンク見学~

分科会 9


コロナ禍により、国内の至る所で格差社会がより一層広がり、生活困窮者への食料支援が課題の一つとなっています。その一方で、飽食により生産された食品が廃棄されてしまう「フードロス」も生じており、今こそ一人ひとりの問題意識の向上が必要です。この「フードロス」に着目し、現状や原因などを学び、実際に生活困窮者を支える「フードバンク」等、多岐にわたって取り組みを行っている団体の活動に触れながら、理解を深め、改めて皆にとっての「食」、そして「食」を通じた支援のあり方を考えたいと思います。

※感染症の状況を鑑み、現地でのフィールドワークは中止とし、オンラインでの開催となりました。ご了承ください。



チラシはこちら


日 時 : 2月12日(土)10:00~12:00

定 員 : 「オンライン 20人

出演 :一般社団法人 あじいる企業組合 あうん


こんな方におすすめ! :

  • フードロス、フードバンクに興味のある方
  • フードバンクの活動へ関わっていきたいと考えている方
  • フードバンクの立ち上げを考えている行政、中間支援組織、企業の方

出演者紹介 :

一般社団法人あじいる

2019年にフードバンクと隅田川医療相談会を統合して、非営利法人「一般社団法人あじいる」を発足。山谷地域を中心に、野宿者・生活困窮者支援を行っています。当事者を真ん中に、支援・被支援の関係でない組織づくりを基礎として、主に「フードバンク」「米づくり」「共同作業」「資源回収」「医療相談会」「冊子作成」の取り組みを展開し、貧困問題を社会的に発信しています。

企業組合あうん

2002年に野宿者・失業者など、ネットワークを通じて「使い捨て」ではない労働、生きがいと誇りのある働き方の実現を目指し「古着リサイクルショップあうん」をスタート。2007年には企業組合として法人格を取得。その他に、「家電パック販売」「便利屋」、また地域でのイベント共同開催やイベント内に“フリースペース”を設ける等、非営利の取り組みも行っています。また、様々な団体とのネットワークを築き、新しい働き方、暮らし方を目指しています。