市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2026

デジタルが拓くソーシャルアクションの未来

分科会 10


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ITやデジタル技術の進展により、暮らしや人とのつながりの形が大きく変化しています。ボランティアや市民参加にも新たな形が生まれる中、本分科会では、シビックテックを推進する(一社)Code for Japan、地域とSDGs・ボランティアをつなぐアプリ「eito」の開発運営を担う(株)ウメザワ、リモートボランティアを実践する(社福)なぎさ和楽苑の事例を紹介し、デジタル社会における市民参加の可能性を展望します。


日時:2月7日(土) 16:15~18:15

定員:会場30人、オンライン20人

出演:

陣内 一樹さん

一般社団法人コード・フォー・ジャパン 副代表理事

梅澤 宗一郎さん

株式会社ウメザワ 代表取締役社長

中村 達也さん

社会福祉法人東京栄和会なぎさ和楽苑 地域連携推進係/ボランティアコーディネーター


こんな方におすすめ!:

  • デジタルを活用したボランティアや市民参加に関心のある方
  • デジタル活用を進めたい支援団体や中間支援組織、行政の方など

出演者紹介:

陣内 一樹さん

一般社団法人コード・フォー・ジャパン 副代表理事

早稲田大学政治学研究科卒業後にNECに入社し、大手キャリア向けシステム開発の事業部の事業計画に従事。2013年から2015年まで復興庁に出向し、福島県浪江町役場に勤務し、町民向けアプリを開発。2017年からCode for Japanにて、中小企業庁とのアジャイル開発や東京都コロナウイルス対策サイトの運営の他、コミュニティ運営など幅広く担当。現在は、都知事杯オープンデータ・ハッカソンの偽情報対策ツールの開発をマネジメントしている。

梅澤 宗一郎さん

株式会社ウメザワ 代表取締役社長

2003年から訪問介護・居宅介護支援事業所、少人数制協働型デイサービス、小規模多機能ホーム、訪問看護・リハビリなどの介護・医療・障害福祉事業を運営している。自らの現場経験から、誰もが安心して暮らせる地域社会を創造するため、2015年、地域支援事業を立ち上げ、認知症などで外出に不安のある方を地域で見守る支援アプリ「ただいまプロジェクト」を活用した地域活動に取り組む。2021年より、高齢者、障害者、子どもなど各分野のボランティア情報を一括で管理し、町会等のニーズとマッチングする「えどがわボランティアプラットフォーム事業」、2023年10月、江戸川区と SDGsアプリ「eito」を共同で開発し、運用事業に勤しんでいる。

中村 達也さん

社会福祉法人東京栄和会なぎさ和楽苑 地域連携推進係/ボランティアコーディネーター

東京都23区内で初めて設立された特別養護老人ホームとして今年で創立60周年を迎える施設であり、そのほか14事業を展開。「地域と共に歩む」を理念とし、地域との繋がりを大切にする中で、ボランティアコーディネーターを専属に配置。地域連携推進やボランティア担当を担っている。なぎさ和楽苑では年間延べ2000人以上の方々がボランティア活動をしており、その内容は行事の運営から個別支援に至るまで幅広く、数年前より新たな取り組みとして、オンラインを活用したボランティア活動も展開。ボランティアのニーズを実現し形に変えることで、より良い利用者支援に努めている。