市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2026

食とコミュニティガーデンがつなぐ都市と農の持続可能な暮らし ― 恵泉女学園大学教育農場から考える

分科会 16


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2001年に教育機関として初の有機JAS認証を取得した教育農場をフィールドに、土の健康と人の健康、コミュニティのあり方、食と農など、持続可能な暮らしを体感的に理解し、人と人をつなぐ「食」と「コミュニティガーデン」の可能性を考えます。

都市の暮らしの中で、「食べること」と「育てること」の距離が広がっていると感じている方、都市における「農」を介したつながりづくりに関心のある方におすすめです。


日時:2月8日(日) 10:00~12:00

定員:会場30人

開催場所:恵泉女学園大学(多摩市・町田市)

*集合:京王線「京王多摩センター駅」中央口改札前

出演:

菊地 牧恵さん

恵泉女学園大学助教

澤登 早苗さん

恵泉女学園大学 名誉教授/自由学園 非常勤講師


こんな方におすすめ!:

  • 有機農業・コミュニティガーデン・食に興味がある方

出演者紹介:

菊地 牧恵さん

恵泉女学園大学助教

1990年度から恵泉女学園大学の教育農場で「生活園芸」の実習に職員として携わる。2020年度より人間社会学部社会園芸学科助教。「生活園芸」や「社会園芸実践」など体験学習の科目を担当。「生活園芸」は、有機JASの認証を取得している教育農場での実習を通して多様性、共生、循環等について学ぶ必修科目である。その経験を土台に、有機園芸が人と人をつなぐこと、社会的課題を解決する手段になりえることを活かした活動へと発展させている。恵泉CSA(Community Supported Agriculture)、竹チップ段ボールコンポストの普及、地元商店街の一角でのオーガニック・エディブル・コミュニティガーデン多摩などの活動に、学生と共に取り組んでいる。

澤登 早苗さん

恵泉女学園大学 名誉教授/自由学園 非常勤講師

1994年から必修の実習科目「生活園芸」を担当し、教育機関初の有機JASの認証取得や有機菜園プログラムの確立を牽引。子育て支援施設「あい・ぽーと」(港区南青山)で「親子有機野菜教室」を主宰(2003~2020年)するなど、有機菜園を通じた実践経験多数。有機農業は人を育て、地域社会の課題解決、平和構築につながることを訴えている。環境再生型有機農業でブドウとキウイフルーツを栽培している「フルーツグロアー澤登」(実家)の共同代表、多摩市農業委員、やまなし有機農業連絡会議代表、(NPO)Life lab 多摩代表など。『教育農場の四季』(2005年)『有機農業大全』(2019年)近刊に『ブドウ園と大学の日々からみえてきた安心の場づくり』(コモンズ)がある。