ボランティア・NPO・市民活動を応援する情報誌『ネットワーク』

ネットワーク 397号(2025年8月号)
市民活動の発信を考える

昨今は、外国人や女性など「社会的弱者」を支援する団体に対して、誤った情報や誹謗中傷を意図的に拡散させて炎上させる、といったふるまいが目立つようになりました。こうした時代の空気を踏まえて、今号では市民活動の発信について皆さんと考えたいと思います。

インタビューの中で、大切なのは自分たちのコアのメッセージに戻ること、というお話がありました。ポジティブな側面とネガティブな側面をふまえつつ、市民活動として「自分たちの声を世間に届ける」ことの意義について考えるきっかけとなることを願っています。


〔特集〕市民活動の発信を考える
SNSからリアルの場へ ~ 拠点としての本屋
岩下 結(よりまし堂)

  • どうしていますか? 情報発信 ─ 活動団体インタビュー
    こども食堂がるまる、岡さんのいえTOMO、他
  • 『不便益のススメ』と『とびこえる教室』 ─ 編集部の書棚から
  • フェイクニュース時代を生きるために必要なこと
    山脇岳志(スマートニュース メディア研究所所長)

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  • 〔特別レポート〕
    (た)のしい (き)もちになれる (ち)いきの居場所
    みんなの家 たきち
  • 〔いいものみぃ~つけた!〕
    おいしさがぎゅっとつまった こだわりの手作りジャム
    つばさ工房(北区精神障害者を守る家族会 飛鳥会)
  • 〔せかいをみる〕
    西アフリカ・ベナンで生きる 農村で暮らす人たちとともに
    エケ陽子(NGO SaluTota)
  • 〔東京しまじま物語〕
    「墓刈り」という青ヶ島のボランティア
    田中孝明(青ヶ島村教育委員会)

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  • 〔TVAC News ~ 東京ボランティア・市民活動センターの事業から〕
    社会的養護が必要な子どもたちの自立支援ネットワークづくり
    『全国若者自立支援プロジェクト』報告書より