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【水俣フォーラム】
水俣フォーラム
水俣病読書会シーズン6
石牟礼道子『天の魚』

受付は終了しました
 

ID:33585

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
天の魚水俣病石牟礼道子
団体名:
水俣フォーラム

主要項目

地域

板橋区、 大田区、 渋谷区、 杉並区、 世田谷区、 豊島区、 中野区

内容

水俣病事件についての認識を深め、自分自身や社会のあり方を考えようとするとき、読書はきわめて有効な方法です。そこで水俣フォーラムでは、6年前から水俣病の名著をテキストに読書会を開催。世代や職業が異なる参加者が毎週集ってていねいに読み進める時間は、いつもの読書とは、また違った趣きがあります。その第6シーズンの開催です。ぜひご参加下さい。


テキスト

石牟礼道子 『天の魚』 302ページ

河出書房新社 世界文学全集Ⅲ-4「苦海浄土」所収、税別定価4100円

各自ご用意ください


水俣病事件に関する比類なき作品として知られる『苦海浄土』。政府による公害認定までを描いてベストセラーになった第1部、69年の提訴前から株主総会乗り込みまでを描いて30数年ぶりに完結した第2部「神々の村」。完結の本編は川本輝夫ら、患者自主交渉派の1年9ヶ月におよぶチッソ東京本社前座り込みに同行して著された。最も昂揚した時期に書かれたがゆえに全3部中、最も読書会で読む意義の大きい作品といえる。


「思いだしますね。」— 著者 石牟礼道子

「東京に勧進しに行くげな」などと蔑まれながら水俣を発った患者さんたちに寄り添って、チッソ本社から年の瀬の路上に放り出された時は、新聞紙や街路樹の落葉を集めて布団がわりにしても寒くて眠れませんでした。パンやカンパを恥ずかしそうに下さる方もいらして、都びとの人情を感じました。そんな日々、路上に座りながら、ひざの上で書き始めたものでございます。(談)


著者プロフィール

作家。1927年、一族の事業先の天草で生まれ、水俣に育つ。1969年の『苦海浄土』以来、水俣病患者と深く関わりつづけ、その苦しみと祈りに迫る。同時に、近代的思考に拘束されない生活民の豊かな精神世界を表現。2001年度朝日賞、2002年度芸術選奨文科大臣賞を受賞。


日時

2014年12月17日〜4月22日の毎週水曜日(全16回) 19:00〜21:00

ただし年末の12月24日と31日、休日の2月11日を除く


会場

JR高田馬場駅近くの公共施設


方法

参加者全員で全ページを振り分け、担当者を決めます。

担当者は事前にわかりにくい言葉などを調べておきます。

当日は担当者が朗読し、その後他の参加者からの質問に答えます。

毎回、数人の朗読とコメント、質疑応答で進みます。

初回は自己紹介、最終回は読後感想を参加者全員にお願いします。

進行:実川悠太(水俣フォーラム事務局)


募集人数

20人(最少催行人数10人)

募集人数が集まり次第締め切ります


参加費

7000円


申込方法

お電話で仮予約をお受けします。その後7日以内に代金をお振り込みください。これをもって参加申込とします。

郵便振替:00120-4-398614/加入者名:水俣フォーラム


その他

テキストの注文、承ります。

飲み物は各種準備します。

食べ物の持込みは自由です。


詳細はこちら

http://www.minamata-f.com/dokusho_6.html

この情報に関するお問い合わせ

主催・問い合わせ先

水俣フォーラム

TEL:03-3208-3051

FAX:03-3208-3052