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【一般社団法人 ユニバーサル志縁センター】
【参加無料!】3/20(火)15:00~事業成果を高める秘訣を徹底解剖!~自立相談支援事業評価ガイドライン作成・検証事業報告会~

  • 「1日だけ参加」も可
受付は終了しました
 

ID:43084

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
生活困窮者自立相談支援
活動テーマ:
障がい者 、 子ども 、 災害・被災地 、 ボランティア・NPO支援 、 地域・まち・居場所づくり 、 貧困・路上生活 、 マイノリティ・さまざまな人への支援
団体名:
一般社団法人 ユニバーサル志縁センター

趣旨

平成28年度調査では、事業成果を高める要素について、評価結果の検証によりいくつかの発見や新たな仮説が確認できました。しかし、事業者が実際に事業の参考にできるような具体的な要素の抽出の構築には課題が残されました。平成29年度では、この課題を解決することを目的に調査を実施してきました。平成28年度調査で実施したアウトカム評価に加え、プロセス評価を行うために、委員を中心とした評価ワークショップと自立相談支援事業で就労支援事業を行なっている事業者へのヒアリングを実施し、事業成果(アウトカム)を高める要素の抽出を行い、効果モデル(案)を構築しました。

これをもとに全国の事業所(自立相談支援機関:1,317箇所)においてアンケート調査(第1弾調査)を実施し(調査期間:2017年12月16日-2018年1月12日)、効果的援助要素と事業成果との相関を分析し、効果的援助要素の得点の高い事業所と低い事業所を選定し、更にこのデータをもとに第2弾調査を実施(40事業所、1事業所5名=200名分)し、効果的援助要素と相談者の変化(アウトカム)の関係性を検証しました。

最終データをもとに、事業者が実際の事業において成果を高めるために参考にできるようなガイドラインおよび評価モデル(決定版)を作成しましたので、ご報告させていただければと思います。

主要項目

開催日

2018年3月20日(火)


15:00~17:30

地域

港区

場所

TKP新橋カンファレンスセンター ホール1A
(東京都港区新橋西新橋1-15-1 大手町建物田村町ビル)
地図URL:http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-shimbashi/access/

対象

一般、就労支援をしている、またはこれから行う事業者、社会的インパクト評価に関心のある方、行政関係者

申込み締切

2018年3月16日(金)

申込み方法・備考

お申込みはWEBで受け付けております。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd8VqRf8DD9SOnu-1UQysAbBrzPcYd7ymUHakAAusIYdcR0Fg/viewform


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内容

プログラム

一部変更の可能性がありますのでご了承ください。

15:00 主催者挨拶 池田徹(一般社団法人 ユニバーサル志縁センター 代表理事)

15:05 基調講演 「生活困窮者自立支援制度の今後の展望」

講師:厚生労働省社会援護局生活困窮者自立支援室

15:20 基調報告

「調査結果報告」

報告者: 鴨崎 貴泰(特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会 事務局長)

新藤 健太(群馬医療福祉大学 社会福祉学部 助教)

16:00 パネルディスカッション「これからの生活困窮者自立支援制度のあり方について」

コーディネーター:池田徹(一般社団法人 ユニバーサル志縁センター 代表理事)

パネリスト(五十音順)

鴨崎 貴泰(特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会 事務局長)

川上 葉子(社会福祉法人 生活クラブ風の村 生活困窮者自立支援事業統括)

谷口 仁史(特定非営利活動法人 NPO スチューデント・サポート・フェイス 代表理事)

西岡 正次(A? ワーク創造館 大阪地域職業訓練センター就労支援室長)

この情報に関するお問い合わせ

一般社団法人 ユニバーサル志縁センター

〒105-0004 東京都港区新橋4-24-10 アソルティ新橋ビル5F

TEL 03-6450-1820 FAX 03-6450-1821

info@u-shien.jp

池本・小山田

団体紹介
団体名称 : 一般社団法人 ユニバーサル志縁センター
私たちは、2011年3月11日に起きた東日本大震災からの復興の長い道のりが始まったこの時期に、ユニバーサル志縁センターを設立します。復興活動には、これまでの国のあり方、人々の暮らし方を見直し、新しい国づくり、地域づくりを行なう姿勢が求められます。

 震災が起きる前から、「日本の国のあり方は、このままで良いのか!?」という自問が多くの人たちによってなされていました。
 働きたいのに、働けるのに一方的に職を失い、家を失い、人のつながりを失って孤立する人たちが急増しています。母子家庭の貧困率が先進国中最高水準にあり、親から子へ貧困が連鎖しています。行方不明の高齢者が大勢いることが発覚しました。自殺者が年間3万人を上回ります。
 また、食糧自給率40%という数値は、戦後一貫して、「命」が軽視された国づくりが続いてきたことを象徴しています。今のままでは、担い手が高齢化し、跡継ぎがいない農業は完全に崩壊し、この国は命の源である農地の大半を失うでしょう。
地域社会の人と人の粋が失われ、助けがないと生きていけない人たちが孤立しています。人口が急減し、高齢者が4割に達する社会が目前に迫っており、人と人の志の縁を紡がないとたいへんなことになってしまいます。

 私たちはそういう社会に生きています。そして、こんなことで良いはずがないと考える多くの人たちが、それぞれの地域、フィールドで、生き方、暮らし方を見直し、人と人のつながりを編み直すための活動を展開してきました。

 ユニバーサル志縁センターは、NPO事業サポートセンターと地域創造ネットワーク・ジャパンが、これまでの活動実績を踏まえて、時代に対応する新しい組織を設立すべく準備してきたものです。
 ユニバーサルな志縁社会をつくるために、NPO法人、社団法人、社会福祉法人、医療法人等はもとより、労働組合や生協、労協、農協等の協同組合、さらには、いわゆる社会的企業も含めた社会的経済セクターがゆるやかにつながる中間支援団体(全国組織と、これに連動する地域組織)を結成します。
 社会的経済セクターとは、農業(第1次産業)、環境、医療、福祉、文化、地域づくりなど、社会的課題を解決するために事業を行なうものをいいます。法人格にかかわらず、社会的な課題解決のために事業を行なう事業者です。(Non Profit ではなく、Not For Profit)

 私たちは、ユニバーサルな地域社会(誰一人として孤立しない・させない地域社会づくり)、ユニバーサルなオフィス(身体的、精神的、社会的理由で働きにくさを抱えている人を仲間として迎え入れるとともに、だれにとっても働きやすい職場づくりを進める)、ユニバーサルな農業(高齢者、障がい者、都市住民など、様々な人による農業の再生)、を拡げるための活動を展開します。
 また、東日本大震災の復興活動に積極的に取り組みます。

 「ユニバーサルな志縁社会」とは年齢、性別、国籍、障害、文化などの違いに関わりなく、「だれもが暮らしやすい社会」「だれもが参加できる社会」という意味です。
 多様な分野に広がる社会的経済セクターの活動目的は、究極的には「ユニバーサルな志縁社会」をつくることだと言えましょう。

 NPO法人をはじめとする社会的経済セクターを拡大し、ユニバーサルな地域社会、ユニバーサルオフィス、ユニバーサル農業を拡げるために、国等への制度提案を行なうとともに、企業・労働組合等と協働で「ユニバーサルな志縁社会」 をつくるための地域組織の活動を支援します。

 地域組織においては、NPO法人をはじめとする社会的経済セクターが連携し、具体的な活動を通して、ユニバーサルな志縁社会の創造をめざします。

 今後、この国には、震災前、震災後という言葉が生まれるでしょう。そして今を生きている私たちは震災中世代として新しい国づくりの責任を背負うことになります。それは何十年に渡る長期の大事業です。

 ユニバーサル志縁センターは、この国のあり方を大きく転換すべく、各地の仲間とともに活動を開始します。