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◆◆開催趣旨◆◆
市民活動を推進する制度として1998年にNPO法が制定されてから20年。5万を超えるNPO法人数、公益法人制度改革、社会的企業の定着、SDGsを背景にした企業の非財務領域の強化などもあって、市民活動はある程度社会に定着してきました。
一方で、現代社会は「誰もが人生に不安を感じる社会」といえます。少子高齢化によって地域社会は維持できなくなり、コミュニティの機能をサービスで代替することで孤立化が進んでいます。孤立は不信を生み、管理と規制を求める風潮が強くなっています。
私たち市民セクターは、自らが「社会課題の解決」の担い手として多様な取り組みを強化してきました。
いま、私たち市民セクターがさらに追い求めたいことは
多様な問題意識にもとづいた活動が育まれること。
共感をもとに活動への参加が生まれ、より多くの人が社会課題への関心を高めること。
取り組みがサイクルとなり、セクターを超えた協働が創出されること。
地道であっても自らが主体となって社会をかたち造っていく営みを生み出すこと。
これらの取り組みを通して、社会に新しい価値を創出することが、市民セクターに求められる役割です。
私たちは「共感」「参加」「多様性」を重視した、市民セクターならではの方法で、この不安な社会に立ち向かいます。手法や事例から学び、そして持続可能な社会に変革するための「問い」をみなさまとの議論から生み出します。次の20年を見越した、新たな挑戦のための行動を創り出すこの会議に、ぜひご参加ください。
◆◆市民セクター全国会議とは◆◆
社会課題解決に取り組む全国のNPOやNPO支援組織、企業、行政などが一堂に会し、市民社会の創造を目指し、現代社会が直面している社会課題や今後あるべき取り組みを議論する場。2002年から隔年開催、今年9回目を迎えます。市民セクターとは、NPO法人だけでなく、社会福祉法人、公益法人、一般法人、協同組合、地縁組織、また企業市民や個人など、社会課題解決に取り組む幅広い主体が含まれます。
2018年11月22日(木)
2018年11月23日(金)
渋谷区
会場:聖心女子大学 4号館/聖心グローバルプラザ
(〒150-8938 東京都渋谷区広尾4-3-1)
参加対象:NPO(NPO法人、社会福祉法人、公益法人、一般法人、協同組合、地縁組織など)、NPO支援組織、財団等
企業(社会貢献活動担当者、新規事業開発担当者など)、行政(市民活動、生活困窮、男女参画等の担当課など)、
その他、研究・教育機関関係者、個人など
お申し込みはホームページで受け付けております。http://www.jnpoc.ne.jp/ss2018/
11月22日 10:30〜12:00
11月22日 13:00〜15:00
分科会1〔協働〕SDGs時代におけるNPOと企業の協働 ~一歩先へ~
分科会2〔評価〕評価がNPOの力になる ~地域から見つめ直す評価の原点~
分科会3〔参加〕公共施設が市民と共に取り組む場づくり
分科会4〔基盤〕休眠預金等の活用は社会課題の解決につながるか?
分科会5〔地域〕NPOと地域コミュニティ ~地域のくらしを支えるこれからの連携~
11月22日 15:30〜17:30
分科会6〔地域〕多様な人々を受け止め支え合う地域 ~地域の「課題」を地域の「力」へ転換する~
分科会7〔基盤〕市民社会スペースを押し広げる取り組みを知る
分科会8〔参加〕ICTの力で市民がつくる新たなコミュニティの可能性
分科会9〔基盤〕社会に新しい価値を生み出す資金提供
分科会10〔協働〕連携で支えあう地域医療とくらし
11月23日 10:00〜12:00
分科会11〔評価〕社会活動と評価の関係を考える ~私たちの価値は私たちが決める!~
分科会12〔地域〕地域の力を引き出す支援力 ~これからの中間支援の役割を考える~
分科会13〔参加〕市民が課題の当事者になることを再考する
分科会14〔基盤〕支援における関係性を考える ~“してあげる”支援から“共にある”支援へ~
分科会15〔協働〕地方議会との対話 ~政策協働していくためには~
11月23日 13:00〜15:00
■お問合せ
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
TEL: 03-3510-0855 FAX: 03-3510-0856
email: ss2018@jnpoc.ne.jp