※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
NPOにとって、自分達のミッションに共感してもらい応援してくれる人を増やすための情報発信は、本来最優先で取り組む活動の一つであるべきです。しかし、目の前の業務に追われたり、メッセージをまとめるのが苦手だったりしてついつい後回しになっていませんか? また、力を入れてアピールしているにもかかわらず、周囲によく伝わらず悩んでいることはありませんか?本講座では、文章のプロである新聞記者経験者が、どのような要素を、どのような表現で、どのような構成にすればより伝わるようになるのか、具体的に伝授します。
3年目を迎える本講座は今年、東日本大震災を主題に据えます。あの日の記憶とともに歩んできた「今」のさまざまな姿を、あなたの言葉で伝えてください。経験豊かな講師陣が、あなたの発信をサポートします。
2020年8月20日(木)
2020年9月8日(火)
13:30~15:30
不特定
オンライン開催
以下の全てに当てはまる方
(1) NPOなどの非営利組織に所属している
(2) 2回の講義に参加できる
(3) 積極的に情報を発信していく意思がある
(4) 所属団体が東日本大震災に関連した活動を現在も実施している
具体的には、同震災の影響を受けた方々や地域を対象として行う、主に以下の活動
・防災・減災に関する学習・啓発・地域間連携・調査研究
・居場所づくり、孤立防止、コミュニティ活性化、相互理解・交流
・傾聴、グリーフケア
・証言記録、伝承、情報発信
・就学・就労支援
・地場産業の活性化、事業づくり
・移動支援、子育て支援、障害者支援、外国人支援、生活困窮者支援
・運動・遊び・学習の場づくり
・自然環境の回復・保全・教育
・上記の活動をするNPOや担い手の育成・基盤の支援 など
※該当するか判断に迷う場合は、お気軽にお問合せください(問合せ先:最下部参照)。
*居住・拠点地域は問いません。被災地域を含む全国からのご参加を歓迎します。
*非営利活動を主な目的とする団体であれば法人格は不問です(営利企業の社会貢献部門は対象外)。
*1団体につき2名まで応募可能です。
2020年8月12日(水)
申込締切 :8月12日(水)12:00正午
申込フォーム :https://bit.ly/3h6Y5pZ
■日時
第1回:2020年8月20日(木) 13:30-15:30
第2回:2020年9月 8日(火) 13:30-15:30
《課題提出》
第1回と第2回の講義の間に、あなたの団体の活動などを1000字程度の文章にまとめて提出いただきます。提出された課題に対し、講師が個別にコメントをつけて返却します。
*課題作成期間は約1週間です。
■開催形式
オンライン(Zoom)
Zoomは、インターネット接続とパソコンなどの端末があれば、どなたでも使えるビデオ会議のシステムです。
*受講手順は、ご参加決定後にお知らせします
■定員
50名 *応募者多数の場合は抽選
■参加費
無料
■主催
主催 Yahoo!基金<https://kikin.yahoo.co.jp/>
協力 日本NPOセンター<http://jnpoc.ne.jp/>、朝日新聞ジャーナリスト学校<https://jschool.asahi.com/>
■講師紹介(朝日新聞ジャーナリスト学校)
早坂 敏文(はやさか・としふみ)さん
1982 年朝日新聞社入社。社会部次長、地域報道部次長、弘前支局長、週刊朝日 編集長代理、全日本写真連盟事務局長、水戸総局長、現在ジャーナリスト学校ディレクター。
「分かりやすく、相手の心に響く言葉をどう紡いでいくか。記者になって三十数年、ずっと悩み、苦しみながら文章を書いています。一つ心がけているのは、自分の文章に対して、一番厳しい読者になることです。まずは、注文の多い、とっても厳しい読者になってください」
青木 康行(あおき・やすゆき)さん
1985 年朝日新聞入社。社会部次長、生活文化部次長、徳島総局長、福井総局長、 現在ジャーナリスト学校アウトリーチ事業担当部長。
「みなさんが世界中の人たちに伝えたいと思っている、NPO活動の中で感じた『喜び・怒り・哀しみ・楽しみ』。その情報を発信する橋渡しをサポートします。ふるってご参加ください」
真下 聡(まっか・あきら)さん
1989 年朝日新聞社入社。編集局編集センター次長、報道局デジタル編集長、 教育総合本部ディレクター、現在ジャーナリスト学校ディレクター。
「説明し説得する文章では、まず『何を書くか』、次に『どう書くか』が大事です。プロの記者だけでなく、大学生から高齢者まで多くの指導経験を生かし、みなさんの情報発信力を確実にアップさせます。楽しくやりましょう!」
■主な内容
8/20 第1回「事実を伝える、思いが伝わる」(90分)
抽象的な思いや理念は、なぜ相手に伝わらないのか
現場にある事実=ニュースを探して文章にしよう
文章のコツをおさえよう
実力がつく!課題の書き方
課題 (約1週間)
あなたと団体を「読者」に紹介しよう
現場にあるイチオシのニュースを具体的な文章にしてみよう
これもニュース? 探してみよう
9/8 第2回「現場のニュースの伝え方」(90分)
どのように内容を選び、どのように表現すればいい?
具体的に書くための「取材」をしよう
実践のコツを身につけよう
次のステップ「選抜講座」のすすめ
*内容は、受講者の関心を踏まえ変更されることがあります。
《参考:選抜講座》
書き手講座(本講座)の次のステップとして、選抜講座を開催予定です(別途募集/選考あり)。
選抜講座では、上記の講師陣による個別の伴走指導の下、参加者は自らの活動テーマについて、取材・写真撮影・執筆を行い、一本の記事に仕上げます。一定水準に達したと認められる記事は、Yahoo!ニュースに掲載されます。
今年の選抜講座の参加者募集は、9月頃を予定しています。ぜひチャレンジしてください。
「NPOの知らせる力プロジェクト」とは?
NPOなど非営利団体で活躍する方々が取り組む「社会の課題」を、より多くの人たちに「届ける」ことを支援するプロジェクトとして、Yahoo!基金が2017年に立ち上げました。一般の方々からの寄付とYahoo! JAPANのマッチング寄付により運営されています。
特定非営利活動法人日本NPOセンター
(Yahoo!基金知らせる力プロジェクト書き手講座事務局)
E-mail:shiraseru#jnpoc.ne.jp (#を@に変えてください)
TEL: 03-3510-0855
担当:清水