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イベント・講座

【NPO法人日本トゥレット協会】
医療講演会2024
「トゥレット症の様々な困難に対する治療や支援」

  • 「1日だけ参加」も可
  • 土日参加可
  • 初心者歓迎
  • 親子歓迎
掲載期限 : 2024年5月12日(日)
 

ID:53343
キーワード:
チックトゥレット症子育て発達障害講演会
活動テーマ:
医療・疾病・難病 、 障がい者 、 子ども 、 相談・カウンセリング 、 子育て・ひとり親支援 、 マイノリティ・さまざまな人への支援
団体名:
NPO法人日本トゥレット協会

趣旨

一般社会での認知度が低い「トゥレット症」(チック〔突然に出現し、素早く、繰り返される運動または音声です〕で定義される症候群であり、神経発達症に含まれます)について、正しい理解を広めるための活動を行っています。トゥレット症のある方々が生活しやすくなるためには、チックとともに「併存症」を適切に理解して治療や支援を行うことが重要です。今回、併存症の観点から、トゥレット症の治療や支援についての講演会を行います。

主要項目

開催日

2024年5月12日(日)


午後2時~午後4時

地域

文京区

場所

東京大学医学部附属病院 南研究棟「鉄門臨床講堂」
(〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1)
※東大病院 外来診療棟南向かいの、れんが色の建物です。

対象

チック、トゥレット症やその併存症の医療や当事者支援に関心がある方でしたら、どなたでも
トゥレット症当事者の方、ご家族、医療・福祉・教育・就労支援などの分野で発達障害者支援に携わる方

申込み方法・備考

予約不要です。当日直接会場にお越しください。

参加費として 日本トゥレット協会会員の方、会員家族   0円
       会員以外の方           2,000円〔資料代含む〕
        (当日会場受付で現金にてお支払いください。)


開催告知チラシ(表面)

開催告知チラシ(裏面)

内容

NPO法人日本トゥレット協会 医療講演会2024「トゥレット症の様々な困難に対する治療や支援」

トゥレット症は、運動チック及び音声チック自体がしばしば苦痛や生活の支障を来すことに加えて、落ち着かない、不安になりやすい、こだわりやすいなどの傾向を伴い、それらによって困難がより大きくなることが少なくありません。これらは、トゥレット症の併存症とまとめられ、より伴いやすい特徴はあるにしてもかなり多様です。トゥレット症のある方々が生活しやすくなるためには、チックと共に併存症を適切に理解して治療や支援を行うことが重要です。

そこで、併存症の観点からトゥレット症の治療や支援について現時点で分かっていることをお伝えし、当事者やご家族、多職種の支援者などと共有して、より良い治療や支援を目指して意見交換ができたらと思います。多様な併存症の中で、今回は、自閉スペクトラム症及び注意欠如多動症と強迫症を中心に検討を進めたいと思います。
協会会員をはじめとして、トゥレット症の当事者やご家族、様々な関係者の方々に多数ご参加いただければ幸いです。

              ===プログラム===
  司会:金生由紀子(東京大学大学院医学系研究科こころの発達医学分野)


14:00~14:30  「トゥレット症及び併存症の概要」

       金生由紀子(東京大学大学院医学系研究科こころの発達医学分野)

14:30~15:00  「トゥレット症の併存症の理解と治療や支援

             -自閉スペクトラム症及び注意欠如多動症の観点から-」
       上床輝久(京都教育大学保健管理センター)

15:00~15:30  「トゥレット症の併存症の理解と治療や支援

                   -強迫症の観点から-」
       石川亮太郎(大正大学心理社会学部臨床心理学科)

15:30~16:00    質疑応答

この情報に関するお問い合わせ

NPO法人日本トゥレット協会 事務局

Email: info@tourette-japan.org

電話/FAX 045-315-3288

(業務日 原則毎週木曜10~15時につき、お問い合わせはできるだけメールでお願いします。)

〒231-0058 神奈川県横浜市中区弥生町2-15-1 ストークタワー大通り公園Ⅲ 804

団体紹介
団体名称 : NPO法人日本トゥレット協会
NPO法人日本トゥレット協会です。
当協会はトゥレット症候群の患者・家族・支援者からなる団体で、2003年に設立しました。
当協会は、チックの正しい理解、患者・家族に住みやすい社会を目指しています。
会員は随時募集しております。詳細は協会ホームページ(https://tourette-japan.org)をご覧ください。
私たちの活動について
トゥレット症の理解と支援が広がるように様々な活動を行っています。
当事者、当事者家族や医療・教育・福祉の専門家や他団体と連携し、理解啓発や情報交換、サポートなどを主な活動としています。

●講演会・シンポジウムの開催
協会設立時から、年1回の医療講演会、教育・就労に関連するシンポジウムやセミナーを開催しております。(※教育シンポジウム、就労シンポジウムにつきましては隔年1回の開催となっております)
その他、交流会時に勉強会やミニセミナーや当事者の講演なども随時開催しております。

●相談電話・ピアサポートラインの開設
月4回、不定期ですが直接お話できる場として相談電話・ピアサポートラインを開設しております。

●交流会・親睦会・レクリエーションなどの開催
首都圏と関西で、不定期ですが、開催しております。新年会、食事会、ゲームなど楽しい規格の親睦会も開催しております。開催情報は協会ホームページ(https://tourette-japan.org)のイベント情報やSNSをご参照ください。今後、東京都内をはじめ、他の地域でも交流会を開催できるように検討中ですが、会員さんが独自にご自身のお住いの地域で交流会を企画されている場合もあります。こちらも当協会のSNSなどで情報発信しております。 また、協会発足当時から毎年夏にバーベキューやアナログゲーム大会、ハイキングなどを開催しておりました。仲間同士、気兼ねなく楽しめる一日を過ごしておりました。(コロナ禍もあり、昨年まで休止しております。)

●会報発行(4回/年)
年4回会報を発行し、会員の皆様に発送しております。毎号カラー8ページの、読みやすい親しみやすい会報をと心がけ、編集しております。

●理解啓発のための書籍など資料の制作

●地域活動支援事業(2023年度~)
2023年度から、会員サービスの一環として地域活動を支援する事業を開始しました。
ご自身のお住いの地域で、トゥレット症の当事者やご家族とつながりたい、直接お話がしたい、地域での勉強会や講演会を開催して理解啓発を進めたい、そのようなニーズに協会がサポートします。

●他団体主催講演会・セミナー実施の協力(講師派遣など)
・内閣府障害者週間・連続セミナー(2022年、2020年、2019年、2016年)参加
・講師派遣取次
  2019年~目黒区、川崎市、横浜市、船橋市(教育関連)講師派遣
  2016年~松戸市教育委員会・研修講座 講師派遣
  2015年~東京都・児童館・学童クラブ職員向け研修会 講師派遣

●メディア取材への協力
チック症、トゥレット症の理解啓発のため、メディアへの取材協力を行っております。
【過去の主な協力事例】
2023年【テレビ番組】きょうの健康(Eテレ・3/13)誤解しないでこの病気「チック症」
2023年【テレビ番組】ライブニュースイット(フジテレビ・2/9)【特集】周囲が驚き…突然発症「トゥレット症」
2022年【新聞掲載】毎日こども新聞11月、12月 パレット通信 チックを知ろう
2021年【WEBメディア】レバウェル看護8月 訪問看護や家族の悩みに寄り添い問題解決に向け支援しているグループの欄に紹介
2020年【テレビ番組】テレメンタリー(テレビ朝日4月)「僕、変な人じゃありません」吃音症、トゥレット症に関しての放送
2019年【インターネットTV】AbemaPrime4月 「チック、当事者が抱える苦悩」
2018年【テレビ番組】バリバラ(NHK Eテレ 10月)「トゥレット症候群ってなんだ」