ボラ市民ウェブ
イベント・講座

【特定非営利活動法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会】
「ヒバクシャと出会うカフェ~一緒に考えよう!これからの継承のカタチ~」

  • 「1日だけ参加」も可
  • 土日参加可
  • 初心者歓迎
  • 中高生歓迎
掲載期限 : 2025年5月26日(月)
 

ID:54808

趣旨

「ヒバクシャと出会うカフェ」は、「ヒバクシャの方とお友達になりたい!」という想いが原点の交流会です。証言会ではなく、ヒバクシャの皆さんと一人の「ひと」として出会い、交流し、この先も長く繋がれる関係を築くきっかけを作りたいと思い、企画しました。

主要項目

開催日

2025年5月25日(日)


5/25(日)13:00~15:00

地域

不特定

場所

ZOOMを使ったオンラインイベントです

対象

どなたでも参加いただけます

申込み締切

2025年5月24日(土)

申込み方法・備考

HPの参加申込フォームからお申し込みください

内容

今回は広島で被爆された副島圀義(そえじまくによし)さんを囲みます。副島さんは広島に原子爆弾が落とされた2週間後、 8 月 19 日 に生まれました。

「(母が)かかっていた産婆さんは行方不明で、日赤に行ったら「こんな怪我人がいっぱいの時にお産で入院なんてとんでもない。出産なんて自分でできる。臍の緒はこうやって切ればいい。」と言われたそうです。そう言いながら医者も気の毒に思ったのか、化膿したらこれを使えと貴重品のヨードチンキの小瓶をくれたそうです。いよいよ生まれそうになって、瓦礫の中から引き出した比較的汚れの少ない敷布とか浴衣などを用意しましたが、いざ出産という時に意識が薄れ、気づいた叔母が二軒隣の人をたたき起こして連れて来ました。その人は子どもを取り上げた経験のあった人で、弟は無事生まれることができました。生まれてすぐ、臍の緒が化膿して高熱になり、思い余った母が、貰ったヨードチンキを臍の緒にぶっかけた結果、弟は奇跡的に助かりました。あとで母は、ショックでよく死ななかったと思うと言っていました。

~圀義さんのお兄さん( 健義さん)の体験記から~」

お話を聞いた後、圀義さんと被爆体験のない私たちで、圀義さんの被爆体験をどんな風に伝えることができるのか一緒に考えてみたいと思います。

参加者との対話の中で交流テーマは変わりますので、ご了承下さい。

この情報に関するお問い合わせ

TEL 03-5216-7757(島村/平井)

Email shimamura_kiokuisan@yahoo.co.jp

団体紹介
団体名称 : 特定非営利活動法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会
広島・長崎の原爆による被爆者たちの体験と、その後の歩みを歴史に刻み、次の世代に継承するために2012年に発足したNPO法人です。