「ヒバクシャと出会うカフェ」は、「ヒバクシャの方とお友達になりたい!」という想いが原点の交流会です。証言会ではなく、ヒバクシャの皆さんと一人の「ひと」として出会い、交流し、この先も長く繋がれる関係を築くきっかけを作りたいと思い、企画しました。
2025年5月25日(日)
5/25(日)13:00~15:00
不特定
ZOOMを使ったオンラインイベントです
どなたでも参加いただけます
2025年5月24日(土)
HPの参加申込フォームからお申し込みください
今回は広島で被爆された副島圀義(そえじまくによし)さんを囲みます。副島さんは広島に原子爆弾が落とされた2週間後、 8 月 19 日 に生まれました。
「(母が)かかっていた産婆さんは行方不明で、日赤に行ったら「こんな怪我人がいっぱいの時にお産で入院なんてとんでもない。出産なんて自分でできる。臍の緒はこうやって切ればいい。」と言われたそうです。そう言いながら医者も気の毒に思ったのか、化膿したらこれを使えと貴重品のヨードチンキの小瓶をくれたそうです。いよいよ生まれそうになって、瓦礫の中から引き出した比較的汚れの少ない敷布とか浴衣などを用意しましたが、いざ出産という時に意識が薄れ、気づいた叔母が二軒隣の人をたたき起こして連れて来ました。その人は子どもを取り上げた経験のあった人で、弟は無事生まれることができました。生まれてすぐ、臍の緒が化膿して高熱になり、思い余った母が、貰ったヨードチンキを臍の緒にぶっかけた結果、弟は奇跡的に助かりました。あとで母は、ショックでよく死ななかったと思うと言っていました。
~圀義さんのお兄さん( 健義さん)の体験記から~」
参加者との対話の中で交流テーマは変わりますので、ご了承下さい。
TEL 03-5216-7757(島村/平井)
Email shimamura_kiokuisan@yahoo.co.jp