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ネットワーク 393号(2024年12月号)
子どもの権利ってなんだろう?

昨年4月、こども基本法が成立し、こども家庭庁が発足したことは記憶に新しい。1989年に国連総会で「子どもの権利条約」が採択された。それから30年あまり、今、「子どもの権利」に対する認識は身近に浸透しているのだろうか。こどもが生き生きと暮らせる社会に近づいたといえるのだろうか。


ようやくたどり着いたかにみえる、こども基本法の成立を、特別寄稿の林大介さんは大きな一歩だと解く。「子どもの権利」の実現に向け、歩みを止めてはいけない。今後も注力し続けたいと思う。


〔特集〕子どもの権利ってなんだろう?

  • 子どもの権利フォーラム2024 in 東京 ─ 全ての「声」を大切にしあう社会に。
    子どもの権利条約ネットワーク、子どもの権利関西条約ネットワーク
  • 〔保存版〕 年表・社会と市民の動き ~子どもと人権をめぐって~
  • 子ども×遊ぶ ─ 子どもの遊ぶ権利を考える
    嶋村仁志(TOKYO PLAY)、梶木典子(IPA日本支部)
  • 子どもの声を聴き続けて
    せたがやチャイルドライン
  • 絵本の中の素敵なおとなたち ─ 絵本をヒントに子どもの権利条約を生かす
    青木沙織(江戸川子どもおんぶず)
  • 「子どもの権利条約」と「こども基本法」 ─ 条約批准30年を踏まえて考える
    林 大介(子どもの権利条約ネットワーク、浦和大学現代社会学科)
  • 編集部の書棚から『15歳からの社会保障』『子ども若者の権利とこども基本法』
  • 児童憲章 ─ 忘れてはいけない、もうひとつの「宣言」のはなし

  • 〔思い立ったがボラ日〕
    子どもが孤立しない環境づくりを ─ イベントボランティア体験
    NPO法人PIECES
  • 〔いいものみぃ~つけた!〕
    フィリピン の 民衆交易バナナ
    NPO法人APLA(アプラ)
  • 〔『ネットワーク』編集委員企画〕
    私の社会貢献活動履歴(前編)
    上杉貴雅(メイクスマイル、オレンジフラッグ)
  • 〔東京しまじま物語〕
    伊豆大島 ─ 食からはじめる思いやりの町づくり「大島食堂」
    杉山賢治(大島町社会福祉協議会)