自宅でできる体操紹介と布マスクづくりの呼びかけ

東村山ボランティアセンター（東村山市）

東村山ボランティアセンターでは、東村山市第5次地域福祉活動計画から生まれた"子ども協力員「ボラチル」"と呼ばれる子どもボランティアに、自宅で誰でもできる健康体操の紹介を自宅内で写真撮影してもらい、東村山市社会福祉協議会の「福祉だより」5月号に掲載しました（市内全戸配布）。

この「ボラチル」はボランティア　チルドレンの略称で、子ども達が地域活動への参加を通じて町の中の様々な人・活動・思いに触れ、「自分の住む町」を「自分が住みたい町」にしていく取り組みです（詳細は、東村山市社会福祉協議会ホームページを参照）。ボラチルは、毎年夏に実施している夏体験ボランティアの参加者に呼びかけ、応募した10名程度の小・中学生で構成しています。「長期休み以外も定期的にボランティアしよう」ということで手を挙げた子ども達ですが、今は地域でのボランティア活動も自粛しているので、今回、自宅でできる取り組みとして実施しました。次号の福祉だよりでは、「手洗い」「咳エチケット」「三密を避ける」のフリップボードをボラチルがアピールする予定とのことです。

また、ボランティアセンターの広報誌「ボランティアネット」5月号では、感染予防対策として、布マスクづくりを呼びかけました。広報誌を読んだ方がすぐに活用できるよう、型紙のページ付きでマスクの作り方を紹介し、併せて材料の提供を呼びかけたところ、発行直後から、材料の寄付があったほか、「型紙のページを使わせてほしい」「この情報を他団体にも宣伝してよいか」といったうれしいお問い合わせがあったそうです。今後は自宅でマスクを作ってくれるボランティアを募集して作成し、サロン利用者や、子育て世帯、外国籍世帯、福祉施設の利用者や職員など、マスクを必要とされている方達に配布していく予定とのことです。
（2020/5/20取材）




←参考事例集　に戻る