市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2020

はじめに

イラスト: フローラル信子

東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)には、当事者主体で多様な活動をおこなうセルフヘルプグループ(SHG)から多くの相談が寄せられています。そうしたSHGの活動と、社会における価値や意義を広く伝えたいという想いから特設ページで発信をしています。

活動事例は、TVACの情報誌『ネットワーク』の「セルフヘルプという力」コーナーにおいて、多様な当事者活動・セルフヘルプ活動を行うグループを取材した記録です。

インタビューは、当事者団体として活動しながら、新たな当事者活動をはじめたいという仲間を応援・サポートしている4団体のお話を紹介しています。

TVACでは、市民社会の実現に欠かせない重要な存在としてのSHGの活動が、より広く深く社会の中に浸透していくことを願っています。

インタビュー等にご協力をいただきました多くの皆様に、心よりお礼申し上げます。


東京ボランティア・市民活動センター

相談担当、ネットワーク担当



もくじ

7人の”当事者”の歩み~人生いろいろ

人生には、予期しないことや、自分で選ぶことができない状況・出来事に直面することがあります。私たち一人ひとりが、自分の人生における「当事者」です。さまざまな経験や状況を生きる7人の方にお話をうかがいました。

活動事例「セルフヘルプという力」

多様なテーマで活動するセルフヘルプグループを紹介します。共通のテーマで集まっていても、そこには一人ひとり異なる生活や人生があります。その上で共感しあえる仲間がいることの意味やセルフヘルプグループのもつ力、可能性についてお話をうかがいました。

セルフヘルプを拡げる・支える・応援する

当事者の集まりやセルフヘルプグループに参加したことをきっかけに、自身でグループを立ち上げたいと考える人たちが増えています。4つのセルフヘルプグループに、お話をうかがいました。当事者団体による、当事者活動を増やす・広げる支援が始まっています。

資料編

当センター発行の『 ネットワーク 』の、NPOやSHGの方々に向けた連載記事「あすマネ」から、SHG関連の記事を改訂・再掲したものです。