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市民参加で障がい者理解を広める動画を作成

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狛江市市民活動支援センター(こまえくぼ)(狛江市)


a.jpg今年は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、福祉教育の現場においても、例年は学校へ訪問型で行っていた体験授業の実施が難しい状況です。しかし、狛江市市民活動支援センター(こまえくぼ)では、「コロナ禍でも障がい者理解を広めていこう」と、訪問型の福祉体験学習の代わりとして、学習動画を作成しました。
この動画づくりを進めたのは、地域や学校での体験型市民学習を市民参加で推進する狛江市市民活動支援センターの体験学習部会です。制作にあたっては、市内の手話サークル、視覚障がい者の会、ミュージカルサークルが出演し、総勢30人の市民が協力しました。
今回制作された動画は、「聴覚障がい」について学ぶ4本の講座と、「視覚障がい」について学ぶ4本の講座の合計8本で、時間は一本10分程度です。内容は、日常生活についてのインタビューや障がいのある方にどのように声をかけたらよいか、簡単や手話や点字の紹介などです。講座の中には、実際に視覚障がい者が市役所まで解説しながら歩く動画もあり、地域や生活場面など身近な視点から障がいについて学べる内容になっています。
動画は、9月から狛江市の公式YouTubeチャンネルでも公開され、小中学校での福祉教育の教材として活用されています。狛江市市民活動支援センターでは、訪問型の体験学習の実施が難しい中、この動画が障がいについて学ぶ機会として、学校はもちろん、地域や家庭、職場等、様々な場で活用いただくことを希望しています。

※動画はこちらから視聴できます
https://www.youtube.com/playlist?list=PL2M2ANyy_jMCEB5eHG6hCUOhr0hoWqSr1
(2020/9/25 取材)

【狛江市市民活動支援センター(こまえくぼ)】
https://home.komaekubo1234.kokosil.net/ja/
 〒201-0003 東京都狛江市和泉本町1-2-34
 TEL:03-5761-5556

訪問型の体験学習が難しいため作られた動画ですが、狛江市の公式YouTubeでも公開され、小中学生だけでなく、様々な市民に障がい者理解を広めるきっかけにもなりそうです。


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