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Zoomに挑戦・ブログで情報発信

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キラリっ子ファミリーカフェ(立川市)


26497(2).jpgキラリっ子ファミリーカフェは、発達に不安がある子どもを育てる保護者同士が支えあい、励ましあえる場として、2017年に立川市でうまれました。
活動の基盤としているおしゃべり会は、はじめての保護者も気軽に参加できるよう、会員制を設けていません。また、おしゃべり会に参加し、LINE登録した方に向けて、日常的に悩み相談や情報交換をできるグループLINEの場作りをしています。

新型コロナウイルスの中では、保護者の多くがかなりストレスを溜めている状況が続いていました。そこで、2つの新たな方法に踏み出し、活動を続けています。

①Zoomで保護者同士のおしゃべり会、親子あそびの会、発達支援専門家との座談会を開催
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グループLINEのメンバーを対象に開催。
会の内容に応じて、1~2時間で実施。
事前に、動画や文章で操作方法を案内しつつ、操作確認の体験会を数回実施。
立川市こども未来センターによる団体支援を活用(勉強会への参加、Zoom使用に関する相談)。
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26499.jpg保護者同士のおしゃべり会を開催したところ、となりで見ていた休校中の子供たちがその様子に興味をもったことがきっかけとなり、「親子で遊ぼう!の会」(しりとりやクイズ、歌遊びなどを実施)をひらくに至りました。

グループLINEのメンバーのうち、Zoomへの参加者は半数程度です。過去対面でのおしゃべり会に参加したことのある保護者に対象を限っているものの、Zoomやオンラインの場自体へためらいがある方もいます。
また、新しいことにチャレンジする余裕や気力がない方もいます。そういう方ほど、抱えているストレスや悩みが重い可能性があり、支援の手立てが課題になっています。
やってみての新たな気づきとして、こういう状況下でなくてもオンラインでのニーズがある、ということです。
平日日中は仕事がある方、子供が小さくて足を運ぶことが難しかった方も、参加できること。ちょっと場を外して家や子供のことやりながら、気軽に参加できること。外に出る必要がなく自宅にいながらストレスフリーで参加できること。
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新たな気づきも、やってみたからこそ生まれた次の課題も、『やってみてよかった』と思えるポイントとなっています。

②ブログでの情報提供https://ameblo.jp/tachikawa-kiraricafe/
オープンに開いていたおしゃべり会やイベント、講座を中止している今、不特定多数の保護者に見てもらえるブログで情報発信をすることにしました。
グループLINEで保護者からあがった悩みや知りたい情報など、生の声からピックアップし、オススメの本や絵本、勉強法(学習サイトやアプリ、動画など)の紹介をしています。
(2020/5/15 取材)

【キラリっ子ファミリーカフェ】 
https://ameblo.jp/tachikawa-kiraricafe/(ホームページ兼ブログ)
※その他の活動
【親子で遊ぼ♪オンライン実行委員会】
https://t-mirai.com/category/future_event/( 子育て応援プロジェクト「親子であそぼ♪@オンライン」)

これまでの活動に、新たな手法や新しいアイディアを取り入れ、ハイブリッドの活動を生み出し、この難局を積極的に乗り越えようとされています。


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