楽しいアイディアをたずねる手紙

せたがや子ども食堂・みっと（世田谷区）

世田谷線の走る線路脇の小さなカフェで、月２回ひらかれる「せたがや子ども食堂・みっと」の夕食会。活動開始から４年余り、小学生を中心に毎回１５人程が集まって手作りの食事を楽しんで過ごしています。２月末の一斉休校の要請を受け、みっとでは集まって一緒に食べる会食をやめ、代わりにお弁当を配布することにしました。週２回、子どもにお弁当を受け取りに来てもらい、顔の見える活動を続けていましたが、外出自粛の要請が強まる中、新型コロナウイルスの感染リスクを慎重に考えて、今はやむなくそれも中止しています。

何か出来ないかと始めたのが、通って来ていた子どもたちへ手紙を送ることでした。手紙には、この時期をつまらないと考えるのではなく、こんな時期だからこそできる楽しいアイディアを教えて！と問いかけ、ミュンヘン市での公園での興味深い取組みなどをお知らせしました。まもなく子どもたちから、葉書きに「また食べに行きたい」とみっとの絵を書いてくれたり、「まだやったことのない料理を作る」「本を作る」など楽しいコメントが届いたそうです。
これに対し、スタッフの皆さんはマスクの手作りキットをスタッフ手作りのきれいな小箱につめ、寄付された食糧品とともに届けました。
（2020/5/14 取材）









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