対象を少人数に限定して「お昼ごはん食堂」を開催
NPO法人らいおんはーと(江戸川区)
・地域ぐるみで子どもの成長を見守る

・対象も時間帯も限定して開催
新型コロナウイルスの影響で学校が休校となって2ヶ月が経ちますが、この間、らいおんはーとでは、「ぬくもりスペース」で「毎日お昼ごはん食堂」をひらいてきました。不特定多数の集まる「ぬくもり子ども食堂」は中止したものの、満足に食事ができない子たちが気がかりでした。感染を心配する声もある中、家に大人がいないために食事がとれない子、学童に登録していない子など対象を限定し、時間帯をお昼に絞って活動を続けています。現在は8名程度の小・中学生が日替わりで集まり、食後には公園に出かけ、おやつまでの時間を過ごしています。これらの日々の様子はLINEを使って会員に送り共有しています。また活動にあたっては、1日4回室内を消毒し、スタッフも少数でまかない、子どもたちには手洗いを徹底し、週1回は家族に電話して子どもの体調を確認するなど細心の注意を払っているそうです。
(2020/5/15 取材)
公共施設が閉鎖される中で、企業提供の「ぬくもりスペース」があり、また農家から小松菜の差入れを受けるなど、地域の温かな眼差しが子どもたちを見守っていることがわかりました。
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