ボランティアを考えている企業・社員の方へ

株式会社LIXIL(インテリア事業部)


多くの社員が企画販売に関わっている社内販売会

2019年10月、株式会社LIXILの東京本社と福島県の工場で、障害のある人が働く施設のパンやお菓子の社内販売会が実施されました。
株式会社LIXILでは、 2017年度よりCSR活動として「LIXILコミュニティ・デー」が始まり、部署ごとに社会貢献活動に取り組んでいます。
インテリア事業部も、2017年度より社員のボランティア活動を開始し、2019年度は障害のある人が働く施設8か所のパンやお菓子の社内販売会を東京本社と福島県の工場で実施しました。
この販売会の特徴は、2時間弱の販売で、商品がほぼ完売し、売上額が非常に大きいことと(2019年度:合計139万円)、多くの社員が企画運営に関わっているということです。

売上が高い理由としては、「多くの他部署の社員にも販売会のことを知ってもらい、購入につなげるには何をすべきか」をインテリア事業部内で予めアンケートを取り、上位になった次のような活動を丁寧に実施していることが挙げられます。
①事前に担当者が施設に出向き、製造工程やおすすめ品などを取材し、社内SNSで紹介する。
②施設の紹介チラシを作成し、社内で配布する。
③社内販売会の看板を作成したり、施設ごとの飾りつけを作成する。
福島県の工場では従業員600名が宣伝用の手作り看板を作成。
④販売にも社員が協力し、商品の品出し、袋詰め、呼び込みのお手伝いを実施する。
⑤商品を購入した社員に、感想を社内SNSに投稿してもらう。
また、多くの社員が企画運営に関わることができているのは、それぞれの都合や興味に応じて参加しやすいように作業を分担する等の工夫がなされているからのようです。

出店した施設の職員からは、「こんなに短時間で沢山売ったのは初めてです。製造に携わる障害のある人たちの大きな自信につながります。」「販売から商品説明まで、社員の方が沢山手伝ってくださいました。温かい職場ですね。」など、多くの感謝の言葉をいただきました。 また、株式会社LIXILの社員からは「すごく良かった~。またやろう!」という声が多く聞かれ、企画運営に携わった方からは「売る人も、買う人も、みんなが嬉しい気持ちになれる、とっても素敵な活動ですね。」という感想をいただきました。また、他部署の方からも、「社内販売会の方法や手順を教えて欲しい。」との問い合わせがあったり、個人で施設の商品を購入される方が増えているようです。

【取材・記録】東京ボランティア・市民活動センター

株式会社 LIXIL:https://www.lixil.co.jp/

お気軽にご相談ください

東京ボランティア・市民活動センター(企業担当)

03-6265-0272
(企業専用ダイヤル)
TEL 03-3235-1171(代表) FAX 03-3235-0050

開館:火~土曜日 9:00~21:00 
日曜日:9:00~17:00
(休館日:月曜・祝日・年末年始)
※来所による相談をご希望される場合は、予約をお願いします。

お問い合わせフォームはこちら

アクセス〒162-0823 新宿区神楽河岸1-1
Google マップで見る