活動の始め方・進め方
企業の社会貢献活動を
以下の8つのステップに従って
始めてみましょう!
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- STEP① できそうなことを考える
- まず、企業として取り組みたいテーマを考えてみましょう。本業と関連があったり、社員や役員の関心がある分野や社会課題は何でしょう? また、企業として提供できるもの(リソース)は何なのかも考えておきましょう。
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- STEP② 社会ニーズを知る
- 関心のあるテーマでインターネット検索して調べることもできますが、ボランティア・市民活動センターやNPOセンターといった中間支援組織が各地にありますので、どんな支援が求められているのかを相談してみましょう。
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- STEP③ 支援先を決める
- 興味のある団体のウェブサイトをチェックしましょう。できれば、実際に訪問してみたり、ボランティアとして参加してみると、より詳しいことがわかるでしょう。上記の中間支援組織に相談することもよいでしょう。
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- STEP④ 活動内容を企画する
- 支援先の人たちと、何ができそうかを話し合います。先方に喜んでもらえて、企業のリソースが活かされ、社員の学びや成長につながるようなことを考えてみましょう。そして、双方にとってやりがいや楽しさが感じられる工夫や、負担やリスクを減らすような対策も必要です。
【非営利団体のニーズ】×【企業のリソース】+【やりがい・楽しさ】-【負担・リスク】
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- STEP⑤ 会社の協力体制を作る
- 支援活動を効果的に進めるために、CSR・社会貢献担当だけではなく、人事部や広報部など、いろんな部署の協力を得ることが大切です。また、役員・管理職・社員にボランティアとして参加してもらいましょう。
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- STEP⑥ 実行する
- まず、活動の意義や目標を関係者で共有しておきましょう。また、社員がボランティアとして参加する場合は支援先の団体についてや、活動するにあたっての注意事項について事前に説明します。
また、万が一の事故に備えて、傷害と賠責の両方をカバーする保険に入っておきましょう。「ボランティア保険」の詳細はこちら
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- STEP⑦ 振り返り・改善する
- 活動が終わったら、支援先の団体と企業の関係者とで、何ができたのか、改善点について振り返りをしましょう。また、自分たちの活動を労い、打ち上げや交流会をすることも、次へのモチベーションになります。
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- STEP⑧ 社内外に発信する
- 活動について企業のウェブサイトで広く社会に伝えましょう。支援先の非営利団体のことを紹介することで、その団体についてもPRすることができます。また、イントラで社員たちにも報告し、参加を呼びかけます。