ボランティアを考えている企業・社員の方へ

文化シヤッター株式会社

「地域とのコミュニケーション機会の創出」は弊社におけるCSR活動テーマの1つでもあり、この「社会福祉法人山鳥の会」によるパンの販売会は、従業員×地域住民×社会福祉事業団体を繋ぐ貴重なコミュニケーションの機会として、定着しています。

 「山鳥の会」は東京大学本郷キャンパス近くにある社会福祉法人で、主に知的障害者の就労支援を行っており、パンの製造および販売が出来るカフェテリアを併設する他、陶磁器製品の製作や清掃業への人材派遣等、幅広い就労支援事業を行っています。弊社は文京区社会福祉協議会より紹介を受け、約4年前より本社エントランスロビーにて月に一度、パンの販売を実施しています。

 導入にあたっては、従業員に対し、この販売会を導入する動機と意義・目的、期待できる効果等を丁寧に説明し、地域住民に開放することによって地域と繋がりが出来る大切さについても、多方面にわたり理解を求めました。パンを購入することで施設運営の支援となるだけでなく、購入者との会話や、一般企業に出向いて販売するという体験が、「山鳥の会」の販売スタッフにとっては貴重な社会経験となり、人材育成の面においても、就労を支援することに繋がります。販売会での直接的なコミュニケーションの他、購入者からのパンのリクエストや、販売スタッフへのメッセージカードを投函する「サンキューメッセージBOX」を設置し、新メニュー開発の参考や、日々のモチベーション向上に繋げて頂いたりと、双方向で様々な関わり方が出来るよう、工夫しています。

 パンの販売日には、本社1Fのロビーが近隣にお住まいの方や、近隣企業にお勤めの方、ベビーカーの親子連れなどで賑わい、お昼休みの従業員も加わり、時には長蛇の列が出来ることもあります。1Fのロビーは商談スペースが併設されているため、販売会の様子を目にしたお客様から当社の貢献活動が話題に上がるなどの報告も受けています。

 また区内でお目にかかる地域住民の方々からは、「パンの販売で社会貢献している会社」「地域貢献に熱心な会社」と認識して頂くことが多くなり、弊社文化シヤッターを本業以外でも馴染みに感じて下さる方もいらっしゃることに、当初想定していなかった期待以上の成果も実感しています。

 また、本社でのこのような取り組みがグループ全体に広がりを見せ、現在、エリアの工場3カ所、グループ会社1社でも地域の障害者支援団体等と連携し、お昼休みを利用したパンの販売を実施するようになりました。

 全国各地に拠点を持つ当社グループと致しましては、地域毎に異なるその土地特有の社会課題を、弊社のソリューションで解決していくことが、地域と企業が共に発展していくことに繋がると考え、まずは「顔の見える関係」を大切に、このような地域との連携の動きが全国に広がることを期待しています。

文化シヤッター株式会社:http://www.bunka-s.co.jp/

社会福祉法人山鳥の会:http://yamadorinokai.sakura.ne.jp/html/

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