ボランティアを考えている企業・社員の方へ

富士ゼロックスおよび関連会社

当社および関連会社は、弱視のお子さんがしっかり勉強できる環境づくりへの貢献を目指して、拡大教科書製作のための出力支援をしています。

日本には目に障がいを持つ人が30万人、この内約6割が弱視と言われています。通常の教科書では文字や絵を読むことが困難な弱視の児童のために、多くの教科書発行会社が拡大教科書を製作していますが、弱視の見え方は個人によって異なり、標準拡大教科書を読むことも困難な弱視児童のために、ボランティアの方々が個々のニーズに合わせて拡大教科書を製作しています。

当社の拡大教科書の製作支援は、このボランティアに家族が関わっていた社員の発案で1989年に横浜で開始。横浜のみならず全国で拡大教科書製作をするボランティアの方々にショールームの複合機を利用いただけたら、当社の全国ネットワークを活かした活動になると考え、当社らしい社会貢献活動として1994年にサービスを全国へ拡大しました。これを契機に、全国のボランティア団体や弱視児童、児童の保護者、学校関係者に当社の活動が広く知られるようになりました。2016年度は全国の営業拠点や販売会社の複合機利用サービスの提供を通じて、拡大教科書製作のための約20万枚のコピーや用紙の支援を実施しています。

また、当社および関連会社は、スペシャルオリンピックス(SO)日本が設立された1995年からSOを支援しています。知的障害のある人たちのスポーツの祭典であるSO日本の運営にボランティアとして携わっていた社員が、端数倶楽部(当社社員が自主的に運営しているボランティア組織)を通じて寄付を実施。その後社内にボランティアを呼びかけ、第二回ナショナルゲーム開催時には数十名が参加し大会を盛り上げました。

当時会長であった小林陽太郎は、SOへの積極的な支援を決定し、全国の地区組織設立やSO日本初の世界大会開催では全社を挙げて協力、また社員のSO日本への出向など、SOと当社とは長年人と人とが深くつながっています。現在も全国の社員がどこでもできるプログラムとして、当社および関連会社15社(2016年度)が活動を支えています。

ナショナルゲーム開催時には、複合機貸し出しや用紙提供、社員ボランティアなど本業を活かした活動を実施。時に大会事務局への社員の参画やIT環境整備、IDカード作成、個人情報取り扱い教育など活動内容は多岐に渡ります。

日常的には、各地域で当社関連会社が練習場や会議室の提供、出力支援などによりSO地域組織の運営を支援。その他、社員が競技コーチや練習パートナーとして参加しています。参加した社員は「アスリートの皆さんが一生懸命頑張っている姿を見て元気をもらえた」など支援を通じて得るものが多いようです。
当社は社員が社会と関わることで得た経験や成長は、間接的にも直接的にも企業活動の中で活かされ、企業の成長につながると考えています。

FUJI XEROX:https://www.fujixerox.co.jp/company/social/exchange/

スペシャルオリンピックス:http://www.son.or.jp/

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