ボランティアを考えている企業・社員の方へ

株式会社三井住友銀行

背景・課題

 現在、日本の人口の4人に1人は65歳以上の高齢者ですが、三井住友銀行の窓口にご来店されるお客さまに占める割合は人口比率を上回る約4割となっています。
 また、2016年4月の「障害者差別解消法」「改正障害者雇用促進法」施行、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた都市インフラの整備進展など、高齢者や障害者の社会進出への環境整備が加速しています。
 こうした状況も踏まえ、三井住友銀行では、高齢化社会・多様なお客さまとの共生社会に対応した金融サービス提供の実現にむけ、お客さまが抱えるお金に関する悩みについて安心してご相談いただける銀行を目指し、従業員には高齢者や障害者を含む多様な人々に心から向き合うマインド醸成と、適切なサポートの更なる定着が必要であると考えています。

取組内容

1.安心してご来店いただける店づくり
 高齢者や障害のある方が安心してご来店いただける店づくりのため、店舗のユニバーサルデザイン化を進めています。
 実際にお客さまをご案内する従業員の研修には特に力を入れており、サービス・ケア・アテンダント(約2,500名)、認知症サポーター(約4,000名)を国内全店に配置しています。また、全従業員を対象にユニバーサルマナー研修を実施すると共に、「ユニバーサルマナーの手引き」((株)ミライロ監修)を配布し、マインドの醸成にも力をいれています

2.ユニバーサルデザイン・ユニバーサルサービスの導入
 支店のユニバーサルデザイン対応を進めることに加え、視覚障害対応ATMへの全台切替、ホームページ・店舗入口へのピクトグラム掲示、事務手続のペーパーレス化・印鑑レス化など、ハード・ソフト両面のサービス向上に努めています。
 また、聴覚障害のある方のご意見・ご要望受付専用WEB窓口開設など、お客さまのご意見をより広くおうかがいし、経営に活かす取組を進めています。

3.障害者雇用促進・障害者スポーツの推進
 多様性を強みとする企業風土の醸成に向け、役員・従業員のダイバーシティー推進にも積極的に取り組んでいます。特例子会社「SMBCグリーンサービス」では、三井住友銀行からの業務委託を通じて、障害者の安定した就労の場を提供するとともに、障害のある従業員からの管理職も誕生しています。
 また、東京2020ゴールドパートナーとして、障害者スポーツ体験会や、SMFG所属パラリンピアンによるセミナーなどの活動を行っています。

上記一連の取組が評価され、三井住友銀行は、2017年9月20日一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会主催「ユニバーサルマナーアワード2017」にて「サステナビリティ賞」を受賞いたしました。

株式会社三井住友銀行:http://www.smbc.co.jp/

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