大和ハウス工業株式会社

東京千代田区バリアフリーマップ調査
(大和ハウス工業 東京都市開発部×NPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム)
活動のきっかけ
当社は、全国各地に事業所を展開しており、事業活動を行う上で地域社会との関係が不可欠です。そこで、地域レベルにおける社会貢献活動を「地域共生活動」と位置づけ、地域の方々との対話を通じて課題を認識し、その解決に向けた活動を共にすることにより、地域社会からの信頼を得ていくことを目指しています。
東京都市開発部として地域に根差した活動を実施したいと考えていた折、以前からバリアフリーマップの活動を行っているNPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム様を知りました。飯田橋地区周辺のバリアフリーマップの新規調査の開始するお話を伺い、バリアフリーに対する配慮がより一層求められる社会の中で、「まちづくり」事業を通じて地域に貢献していくために、この活動が今後の業務の品質向上に繋がるよい機会になると考えたため、参加させていただくこととなりました。
活動内容
地域を調査しマップに掲載する項目の確認をします。
(1) 調査について説明
- 「まち歩きガイド」を1人1部いただき、調査のポイントや留意点についてNPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム様よりご説明いただきます。
- チーム内で役割を分担します。(計測係/記録係/写真係/車いす補助)
- 車いすの乗り方について指導を受けます。
(2)まち歩き調査
- 車いす利用者の目線や乗り心地を体感しながらまちを歩きます。
- 調査中に気付いたバリアを地図に書き込み、必要に応じて計測し写真に残します。
- 休憩スペースやスロープ設置場所等、障がいがある方の補助になるものについても地図に書き込んでいきます。
※当社の車いす利用者より、タクシーを利用する機会が多いので、タクシー乗り場を記載してほしいという意見が上がった旨をお伝えしたところ、今回からタクシー乗り場も調査対象に追加されました。
(3)調査まとめ・情報共有
- 各チームの調査内容を整理した後、チーム毎に報告を行い、新たにマップに載せる情報を共有します。
○調査活動を通じて健常者が普段気にならない数センチの段差も、車いすだと乗り越えにくい事が分かりました。また、東京は街の変化が早く、以前に調べていた施設が無くなっていたり、場所が変更されていたりと、定期的な調査が必要であると感じました。今後も再調査含め、マップの更新に協力させて頂きたいと思います。
実施日時
2016年度:7月20日(水)、10月20日(水)
2017年度:6月16日(金)、 7月26日(水)、11月29日(水)
大和ハウス工業株式会社:http://www.daiwahouse.com/sustainable/social/contribution/NPO法人リーブ・ウィズ・ドリーム:http://www.lwd.tokyo/