Omnicom Health Group Asia Pacific

オムニコムヘルスケアグループアジアパシフィックは、医療用医薬品の製品情報概要などの医師向けの基本資材の作成から患者サポートのためのコミュニケーションさらには疾患啓発活動を行っているマーケティング・コミュニケーションの会社です。日本には同グループ内に6つのビジネスユニットがあり、その1つポラリスは疾患啓発活動、患者サポートコミュニケーションやOTC薬品のプロモーションを中心に「QOLの向上に役立つ製品のみを取り扱うマーケティング会社」です。ポラリス社員は、NPO法人日本ソーシャルフットボール協会の理念・活動に賛同し、ポラリスの強み、経験、スキル、知識やネットワーク、ビジネスモデルを活かして、以下に列記するサポートをボランティアで数年来行ってきました。
NPO法人日本ソーシャルフットボール協会(以下JSFA)は、 無用な配慮はせず、当たり前のスポーツを行うことで精神障害者の成長・回復を促し、当事者自身が自己表現することでスティグマの解消を、さらには障がいのあるなしにかかわらずみんなが心豊かに生活できる社会の実現を目指し2013年に設立されました。一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の加盟団体として、7つの障がい者サッカーが一団となって共生社会の実現に向けて活動しています。
しかし、未だに精神障がい者全般においては、病気になったことから自分に自信が持てない、自分には価値がないと思ってしまう人が多くいます。フットボールを通じて自信を持ち、仲間を持った人がモデルケースとなり、「自分にもできるかも」と思ってもらえるような好循環がもっともっと拡がっていくことを期待しています。
精神障がいは誰もがなりえるものですが、「自分は違う」と考えがちです。しかしうつ病における年間の損失額は2兆7000億にも上る調査結果が示されており、日本でも精神疾患は重点5疾患に指定されています。私たちは、フットボールを通じてこのような社会的課題の解決に力を尽くしたいと考えています。
ポラリスの行っているボランティア活動としては、主に以下の3つです。
1. 広報担当としての活動:コミュニケーションエージェンシーとしてのネットワークを活用して、TV局や新聞社等のマスメディアに対しJSFAの活動の社会的意義を訴え、メディアによるJSFAの活動の紹介を積極的に数年に渡りサポートしている。
2、コンサルタントして事業や運営をサポートしているが、特に2018年度はワークショップ形式の合宿を企画・実施し、ビジョン、ミッションの新たな策定、本部と地方が蜜に連動した事業活動の実現、将来の事業構想・事業計画の策定などをファシリテーションした。
3、現実に精神障害者とフットサルを行うあるいは支援活動を行う参加者(ボランティア)の増加のため精神障害者と行うフットサル研修会・講習会を実践している。グランド代等も参加者(ボランティア)で負担している。
第4回企業ボランティア・アワード【プロボノ奨励賞】受賞(2019年2月22日)
Omnicom Health Group Asia Pacific 株式会社 POLARIS:http://www.polaris-hc.com/