株式会社 日立ハイテクノロジーズ


障害児支援NPOのウェブサイトの改良
おもちゃ図書館は、障がいのある子どもたちにおもちゃの素晴らしさと遊びの楽しさをとの願いからスタートしたボランティア活動です。現在は、障害のある子もない子も一緒におもちゃで遊び、心のバリアフリーを育てる場となっており、おもちゃの図書館全国連絡会は、全国各地にボランティア活動として取り組む380か所のおもちゃ図書館のネットワークです。
組織のウェブサイトの改善に、日立ハイテクノロジーズでCSRや人事総務を担当する社員が取り組みました。
初回のミーティングでは、おもちゃの図書館全国連絡会から、活動の紹介とともに、もっと若い世代の親や子どもの利用を増やしたい、ボランティアの世代交代のためにも若い支援者を増やしたいこと、また、企業からの支援も受けていきたいとの希望が出されました。
これに対して、おもちゃ図書館の活動に感銘を受けた社員から、現ウェブサイトが主に会員向けの作りとなっており、利用者や支援者に分かり易いようにしたほうが良いとアドバイス。それぞれの対象に向けた情報提供をする工夫が必要であると提案しました。また、文字が多すぎることや写真がないことから、活動のイメージがわきにくいという意見も出ました。
さらに、既に、おもちゃなどを寄付してくれる企業があるのであれば、一緒に写真をとり、Facebookで感謝の意を表すのもよいのではないかという提案もありました。これについては早速6月のおもちゃショーで実施し、その後、Facebookのアクセス数が急増しています。
現在、おもちゃ図書館全国連絡会では、ウェブサイト改良のプロジェクトチームを発足させ、従来からお世話になっているウェブ管理会社とイラストライターを交え改良作業を行いました。そして、ついに2019年4月5日にリニューアルしたHPを公開しました。なお、日立ハイテクノロジーズのプロボノとは月1回のミーティングを持ち、それ以外はメールをベースに、コミュニケーションを取りながら進めました。参加した社員からは、「このような形で意義ある活動を支援できて嬉しい」という感想が寄せられています。
【東京D&Iプロジェクト2018年度協働プログラム】【記録】東京ボランティア・市民活動センター
株式会社 日立ハイテクノロジーズ:https://www.hitachi-hightech.com/jp/
認定NPO法人 おもちゃの図書館全国連絡会:http://www.toylib-jpn.org/