キッチンカーで、障害のある人の作った料理を届ける『ムダゼロキッチン』(2019年度)
社会福祉法人武蔵野会 リアン文京 &プロボノチーム
去る9月18日に、東京D&Iプロジェクトの運営連絡会によって選出された3プロジェクトの1つ。「食品ロスの防止」と「障害のある人の就労支援」を目的に、『ムダゼロキッチン』を実施しました。プロボノチームは、(株)熊谷組、(株)トランスコスモス、トヨタ自動車(株)の各1名です。
まず、11月2日文京総合福祉センター祭りの中で、リアン文京による『ムダゼロキッチン』を実施しました。社会福祉法人武蔵野会の八王子の施設の畑で作られた野菜のうち、取れすぎたものを使って芋煮を作り、来場者に無料配布し、SDGsに関するクイズ、SDGsスタンプでオリジナルトートバッグ作りなどを行いました。
この実践をベースにし、企業向けの企画についてプロボノチームと話し合いを重ね、文化シヤッター(株)(東京都文京区)で、1月27日『ムダゼロキッチン』を実施しました。リアン文京で保有しているキッチンカーを使用し、施設から企業にでかけ、余剰野菜を使ったスープや障害のある人たちが作ったパンやジャムの販売、SDGsクイズ、SDGsのパネル展示、取れすぎ野菜の配布などを社員と地域の方たちに行いました。プロボノチームは、ポスターやパネルの作成、当日の販売にも参加しました。
この取り組みに関心を寄せてくださる企業や学校が多く、今後は内容をブラシュアップしながら、他企業や学校、地域で展開していきたいと考えています。

