ボランティア・市民活動を広げ、応援する!情報誌 『ネットワーク』
ネットワーク 399号(2025年12月号)
犬・猫のしあわせとわたしたち

ペット(愛玩動物)としての代表格、犬や猫。
家族として暮らす犬や猫に日々元気づけられている、
そんな声が聞かれます。
飼った経験のない人にも、
盲導犬やセラピードッグ (使役犬)の活躍ぶりは知られているところ。
わたしたちの暮らしには欠かせない存在なのです。
では、犬や猫たちにとってはどうでしょうか。
人に育てられるしかない以上、人の都合に左右され、なかには翻弄され、
過酷な環境下で生きることを強いられる犬や猫たちがいることをご存知でしょうか。
本特集では、犬や猫をめぐる活動を紹介し、
小さな命の陰にある厳しい現状をお伝えします。
犬や猫のしあわせ=動物の福祉とは何か、
思いを寄せるきっかけとなれば幸いです。
ところで、今、ペットの犬や猫の数はどのくらいだと思いますか?
そんな身近な話から、はじめましょう!
〔特集〕犬・猫のしあわせとわたしたち
- 目の前の1頭も、これからの1000頭も救うために
アイドッグ・レスキュー隊 - 人と動物がともに暮らせる社会をめざして - 動物愛護相談センターに聞く現状と未来
・人が被災すれば、動物も被災する。動物を助けることは、人を救うことでもある。
古川尚美(一般社団法人東京都人と動物のきずな福祉協会) - 動物の命を守れる社会であるために ─ ~動物愛護法をめぐる議論から~
太田匡彦(朝日新聞記者) - 犬と猫に関しての Q&A と用語解説
- 〔思い立ったがボラ日〕
世界にたった一枚のカードをつくって贈る ─ クリスマスを病院で過ごす子どもたちへ
NPO法人ワンダーアート - 〔いいものみぃ~つけた!〕
利用者さんが主役! おいしいパンづくり
社会福祉法人さわやか会 さわやかはーとあーす世田谷 - 〔せかいをみる〕
若者が生きやすい社会へ ─ スウェーデンでの学びとユースワークの実践を通して
宮澤 遥(一橋大学大学院社会学研究科修士課程) - 〔未来を描く! 区市町村ボラセン探訪記〕
福祉教育と防災で地域のつながりをつくる ─ 日野市ボランティア・センター
--- - よりよい仕事に就くための『女性たちのためのキャリア支援プロジェクト』中間報告 ─ TVAC企業担当より

