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TVACニュース

(2013年1月19日 / 福田 遊 )

TVACレポート

2013年1月12日、「いま、わたしたちに、できること。2013〜KOBE MEMORIAL 灯りのつどい〜」が開催されました。

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みなさん、1月17日が何の日か覚えていますか?

18年前の今日午前5時46分阪神・淡路大震災が発生しました。


「いま、わたしたちに、できること。2013〜KOBE MEMORIAL 灯りのつどい〜」は、この震災を風化させないようにと東京災害ボランティアネットワーク(通称:東災ボ)が毎年1月の17日以前の土曜日に開催しているイベントです。

イベントの情報はこちら→つなぎあい

今年の「つどい」は2013年1月12日(土)に開催。共催団体のTVACからもスタッフ3名が参加しました。

会場は、有楽町駅前の東京国際フォーラム。当日の天候は晴れ、風なし。例年‘寒さが身に染みる’イベントですが、今年は過ごしやすい一日となりました。

午前10時ごろから東災ボのスタッフをはじめ、多くのボランティアが参加して会場設営を開始。

「炊き出し」「展示」「灯りのテント」のコーナーや、「煙体験ハウス」「スクリーン映像」も準備しました。

画像準備の様子

私たちTVACの担当は、「灯りのテント」。小さなグラス絵付け体験をするコーナーです。

14時ごろから少しずつ人が集まりはじめ、(スタッフの呼び込みもあってか、)沢山の方が立ち寄り、絵付けを体験しました。

土曜日の午後ということで、お子さん連れのご家族若いカップルご夫婦お友だち同士などなど…通りかかったいろいろな方々が興味を持ってくれたようです。

画像絵付け体験の様子


ペンで自由に描いてもらいましたが、個性的なものから芸術的なものまで、素敵な作品が完成しました。特に、子どもたちが真剣な表情で「お絵かき」に取り組んでくれた様子が印象的でした。

画像みなさんが絵付けをして完成したグラス

日も暮れてきた17時ごろ、このコーナーで絵付けを終えたグラスをセレモニー会場へ移し、会場にいる方々にひとつずつ手に取っていただきました。


そして会場には、「1.17KOBE」の文字で灯りがともされ…

———17時46分。黙祷。


日本で暮らす私たちの生活から切り離せない災害

阪神・淡路大震災の後も、中越地震中越沖地震東日本大震災などさまざまな地震災害が発生しています。

多くの人の暮らしをほんの一瞬で変えてしまう震災。その一方で、時間の流れは私たちの記憶を風化させていきます。

「あの日のこと」、「あの時のこと」、「あの人のこと」、「あの町のこと」・・・、この「灯りのつどい」は、わたしたちが何かを思い出す語り合う話し合うきっかけを与えてくれます。

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