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(2013年11月27日 / TVAC )

TVACレポート

東京ボランティア・市民活動センター
「第22回全国ボランティアフェスティバル高知」に参加しました

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画像東京ボランティア・市民活動センターの書籍も販売させていただきました

11月23日(土)・24日(日)に高知県高知市で開催された「第22回全国ボランティアフェスティバル高知」に、東京ボランティア・市民活動センターも参加者として、コーディネーターとして参加してきました。


「全国ボランティアフェスティバル(全ボラ)」は、ボランティア・市民活動についての全国的な情報交換や交流、社会へのPR等を通じて、ボランティア・市民活動の盛り上げを図るもので、毎年開催地を変え、全国で開催されています。2年前の2011年は、東京で開催されました。22回目の今回は、高知を会場に「時代を拓く市民力(シチズンパワー)ぜよ」がテーマです。


メイン会場の高知県民文化ホールには、満員の参加者が集まり、翌日の各分科会も盛り上がりました。

特に、初日の全体会で行われた「ボラフェス・トーク・カフェ」は、吉本新喜劇風(?)にステージ上にしつらえられたカフェに、次々とゲストが登場し、活動を紹介したり意見交換するという和やかなスタイル。聞いているわたしたちも、カフェのお客さんのひとりとしてその場に居合わせているよう。


画像ボラフェス・トーク・カフェの様子。ゲストは山崎水紀夫さん(高知市民会議)、宇賀文里さん(とさっこタウン)、鹿野順一さん(@リアスNPOサポートセンター)、曽根原久司さん(えがおつなげて)、進行役は山首尚子さん(土佐町社協)。

実際のボランティアや市民活動も、こうやって居合わせた人たちが、日ごろの悩みや気になっていることを話し合ったり、出会ったりところから始まることも多いものです。まさに「市民力(シチズンパワー)」が立ち上がり、広がっていく様子を表現していて、すばらしいと思いました。


2日目は、24個の分科会が開催されました。

テーマごとに分かれ、参加者同士の交流を深めながらディスカッションやワークショップをすすめます。

「地域防災における若者と女性の参画促進」の分科会では、神戸・岩手・高知からの出演者を迎え、先進的事例から学びながら、地域と防災について話しあいます。

出演者の方のお話は、どれも体験と実感に基づくもので、心に触れる言葉や映像が多くあり、参加者全体に「誰も、無関係ではない」ということが共有されたように感じました。

後半は、自主防災や町内会に関わる方、学生、社会福祉協議会やNPOの方など、さまざまな立場からの意見を出しあい、「今」そして「わたし」からできることを考えました。

短い時間でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。



そして、参加したわたしたちの心に残った言葉のひとつが「たっすいがは、いかんぜよ!」という土佐弁。

これはあるビール会社の広告にある言葉で、街のあちこちで見かけたのですが、その意味は…「(味が)薄いのは/気が抜けているのは、いかん!」だそう。勢いあるこの土佐弁に、わたしたちの取り組む活動も「たっすいがは、いかん!」と、 気が引き締まる思いになりました。


2014年は、9月27日(土)・28日(日)に岐阜で開催されます。

また、2015年の会場はすでに福島と決まっているそうです。

全国のボランティア・市民活動の実践者との出会いは、日ごろの活動を振り返ったり、活動のヒントを得たり、励まされたりと様々な機会を与えてくれます。


▼「第22回全国ボランティアフェスティバル高知」公式サイト

http://www.pippikochi.or.jp/kochi2013/

▼「第22回全国ボランティアフェスティバル高知」公式フェイスブック

https://www.facebook.com/kochi2013

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