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TVACニュース

(2015年3月6日 / TVAC )

お知らせ

平成26年度災害ボランティアコーディネーター養成講座 スタッフコース第2期23区・多摩会場 合同開催要項

キーワード
災害ボランティア 、 災害ボランティアセンター 、 広報 、 被災者支援

※この情報は掲載期限を過ぎたものです。

東京においては、首都直下地震など地域住民の安全・安心を脅かす大災害のリスクが年々高まってきています。このような中、多くの社会福祉協議会やボランティア・市民活動センターでは、災害・防災への取組みを重要課題として挙げています。


その中でも、災害時に地域のニーズを引き出したり、被災者とボランティアの調整を行うなどの災害ボランティアコーディネーターの重要性が増しています。コーディネーターのスキルは、災害時にすぐに獲得できるものではなく、平時から学んでいく必要があることから、東京ボランティア・市民活動センターでは災害ボランティアコーディネーターの養成を行う講座を実施しています。


今回の講座では、「避難所」に焦点をあてた内容としています。首都直下地震が最も被害の大きいシナリオ(被害想定)で発生すると、避難者は都内だけで339万人という数字が出ています。この数字からも分かる通り、避難者全てが避難所に入ることは難しいのが現状です。

自主避難所や在宅避難者も多く発生することが考えられる中、避難者はどういった状況に置かれるのか、また、避難所はどのような機能を持っていかなければならないのか、どのようなボランティアによる支援が考えられるのか、東日本大震災や広島の事例を伺い、東京での取組みに活かしていく機会としたいと思います。


日程・内容


平成27年3月25日(水)10:00-16:30


画像当日の様子

◆講義1「首都直下地震における被害想定(避難所)」

東京都の被害想定から読み取れる避難所の状況や課題について説明します。

<講師>

加納佑一(東京ボランティア・市民活動センター)


◆講義2「東日本大震災における避難者受入れ」

東日本大震災における避難者を赤坂プリンスで受け入れた実態と支援の課題について伺います。

<講師>梅澤稔氏(千代田区社会福祉協議会)


◆講義3「広島土砂災害における避難所支援」

昨年発生した広島土砂災害での避難所の状況や様々な専門職とともに避難所支援を行った取組みを伺います。

<講師>佐藤大地氏(ジャパン・プラットフォーム)


◆対談「東日本大震災における避難所運営と支援の実際」

東日本大震災では、南三陸町の避難所が登米市に設置された。そこで避難所運営にあたった阿部さんから避難所の実態や課題を伺います。また、避難所に支援に入った東京災害ボランティアネットワークの福田さんから災害ボランティアによる支援について伺います。

<講師>登米市津山町若者総合体育館仮設住宅 阿部一郎氏

東京災害ボランティアネットワーク 福田信章氏


◆講義4「地域における避難所防災の取組み」

区市町村ボランティアセンターにおける避難所の地域防災の取組みを伺います。

<講師>神元 幸津江氏(いたばし総合ボランティアセンター)


◆ワーク「講座の振返り」

1日かけて学んだ避難所支援の内容について振返り、整理を行います。

<進行>加納佑一(東京ボランティア・市民活動センター)



会場

飯田橋セントラルプラザ12階会議室 B・C


スタッフコース参加対象者

都内で災害が発生した際、災害ボランティアセンターのスタッフとして活躍が期待される方

災害が起きた時のことを見据え、平時から防災のまちづくりを進めることのできる方


参加費

無料


定員

◆30名 (定員になり次第締切)


お申し込み方法

申し込みフォームからのお申し込み→こちら


主催・お問い合わせ先

東京ボランティア・市民活動センター (若林、福田、加納)

〒162-0823 新宿区神楽河岸1-1 (飯田橋セントラルプラザ10階)

〔電話〕03-3235-1171

〔ファクス〕03-3235-0050


本講座は、災害時に災害ボランティア活動拠点等で活動する災害ボランティアコーディネーターを養成することを目的として、対象者別に運営者、スタッフ、ボランティアリーダーの3つのコースを設けて実施するものです。人材養成の取り組みを通して、首都圏における大規模災害に備えた、災害ボランティア活動の支援体制づくりを進めていきます。

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