「ききマネCafé これでいいの？
災害時のボランティアツアーの企画と運営」を開催しました。

弁護士 日向寺先生による講義

2017年12月2日(土)、TVAC主催 ききマネCafé「ききマネCafé これでいいの?災害時のボランティアツアーの企画と運営」を開催しました。

ききマネCaféは、カフェのようなゆったりとした雰囲気の中、団体や個人の活動を聞いてマネする、情報交換の場です。

今回のテーマは「災害時のボランティアツアーの企画と運営」。2017年に7月に観光庁から災害時のボランティアツアー実施に関わる旅行業法上の取扱いについて通知がでました。ボランティアツアーの安全な運営、責任について事例をもとに、弁護士のお話を聞き、グループワークでは講義を踏まえた質疑応答や情報交換、交流が行われました。18名の方にご参加いただき温かな雰囲気で会を終えることができました。

ご参加、ありがとうございました。

弁護士 日向寺先生による質疑

前半は、NPOのための弁護士ネットワークの日向寺先生から「旅行業法・道路運送法の概要」「災害ボランティアツアー通知の説明」「事例を使ってポイント解説」をお話いただき、後半は「グループでの情報交換」「通知に対するTVACの対応」の時間となりました。

グループワークでは、弁護士のみなさんに1グループにお1人入っていただき、グループのメンバーからのご質問にお答えいただいたり、法律上の解釈を丁寧にお話いただいたりしました。グループのメンバーは自団体での活動について不安に思っていること、改善点について共有し、活発なグループワークの時間となりました。

皆さんが、いろいろなケースを想定され、「こうゆう場合はどうですか?」「じゃ、こうしようかな」「えー!これだめなの」と安全に活動するために具体的なご質問をされていましたのが印象的でした。

講座風景

アンケートの集計結果では、以下のようなご感想をいただきました。

身近に弁護士の先生に素朴な質問ができてよかった。

ボラバス通知はトピックしか知らなかったので、中身が聞けて非常に有意義だった。

色々な立場の方の視点で思うことがあり、自分では気づけないことも知ることができた。

レンタカー等の話は初めて聞いた。

講義でわからないことを共有しながら話し合いができたのは、とてもよかったです。・・・などなど。

12月のお忙しい時期にご参加いただいたみなさん、NPOのための弁護士ネットワークの日向寺先生、北村先生、金山先生、本当にありがとうございました。

アンケートでいただいたご意見を次の事業に生かしていきたいと思います。