「活動計算書って、どうつくるの?」
「会計の振り分けを知りたい!」
「収益事業ってなに?」
「これって、課税対象?」
日常の仕訳、決算処理、計算書類の作成、税金の申告など、実際に会計処理を行なっているNPO法人(特定非営利活動法人)向けの専門家による個別相談です。
予約制です。あらかじめ電話かFAXで予約してください。
※その際、相談される内容の概要をお教えいただく場合があります。
NPO法人が実際のケースに基づく会計処理等について相談される場合にご利用いただけます。
※会計全般の基礎知識の習得などをご希望の場合は、
NPO法人設立ガイダンスや別に開催されるNPO法人運営講座(会計)にご参加ください。
50分を超える相談や、回答に資料や調査が必要になる場合は、日程及び費用について専門相談員の方と直接ご相談ください。
会場は、原則として東京ボランティア・市民活動センターとしますが、遠方など事情のある場合はご相談ください
◆相談員
専門相談員 内藤 純氏 (公認会計士・税理士)
◆対象
主にNPO法人、認定/特例認定NPO法人の会計担当者
◆次回以降の相談日
2024年10月19日(土)15:00~17:00
2024年11月16日(土)15:00~17:00
(いずれも1回50分)
◆相談料
相談利用料として1回2,000円をご負担いただきます(当日お支払いください)。
◆場所
東京ボランティア・市民活動センター(新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ10階)
アクセスはこちら
◆申込書
申込書をFAX(03-3235-1101)でお送りください。
電話(03-3235-1171)でも随時受付しております。
専門相談員のご紹介
内藤純氏(公認会計士・税理士 )
★TVACとの出会い
20数年ほど前の景気が悪い時代に、NPO向けの講習会の講師依頼でTVACと出会いました。その頃はNPOのことを全く知らなかったのですが、TVACへ来たのが土曜日の昼間で、フリースペースで団体がニュースレターの封入作業や会議をしていて、NPOで活動している人たちは、みんな生き生きしていました。僕が知っている上場企業の人たちは、表情が暗く覇気もなくて、同じ時代に生きる同じ世代がどうしてこんなに違うのかなと、興味を持ちました。NPOは思いが伝わってくるので、知りたくなって、今に至ります。
★公認会計士・税理士を目指されたのはどんな理由からですか。
会計士を目指したのは、高校3年の秋ぐらいです。小中高で野球をやって、高校3年の夏の試合を終えて、受験勉強を始めるために図書館へ行きました。「自分は何になるのかなー」と思いながらです。「手に職をつけたい」と最初に弁護士が浮かびました。しかしながら、「口下手だし…」と思い、次に税理士と会計士がでてきました。税理士と会計士の違いもわからなかったのですが、幼い頃そろばんを習っていて計算や算数、暗記も好きでしたから、「じゃ税理士か会計士だな」って決めてしまいました。一度、決めるとわき目もふらずです。試験の難しさもわかっていませんでしたし、無鉄砲というか、変に自分の中で突っ切れると思ったんでしょうね。
★相談をうける時、大切にしていることはどのようなことですか。
「聞き役に徹する」ということです。まずは、相談内容や聞きたいことを相談者に全部出してもらいます。例えば「税金の支払いが必要ですよ」なんて、最初から一方的に話してしまって、その方の話を聞かなかったら、がっかりではないでしょうか。ですから、その方の立場に寄り添ってお聞きしています。
★先生にとってNPOはどんな存在ですか。
視野が広くなるといいますか、日々、人生を豊かにしてくれる存在です。NPOに出会う前は、上場会社の監査ばかりしていました。NPOは、会社とは趣旨が違いますね。お金儲けではなく、思いでやっていることが伝わってきます。
★会計税務の世界からNPOをみたときにどんな変化があったと思われますか。
NPO法人会計基準ができて、収支計算書から活動計算書になって、比較しやすくなったと感じています。NPO法人用の会計ソフトも出て、環境は整ってきたのではないでしょうか。
社会的には、20数年前はNPOを知らない税務署や銀行ばかりでしたが、今は認知されていますね。つながるときに会計はひとつの共通言語になっている気はします。
★内藤先生をご紹介する上で野球は外せませんね。
趣味のヤクルトスワローズの応援については、会計士協会の福利厚生で神宮球場の年間シーズン席が抽選で当たって、子どもを連れて見に行くようになったのがきっかけです。行っているうちに野球への思いがよみがえってきて、ヤクルトスワローズのファンになりました。税理士会と会計士協会の草野球チームに所属しているのですが、最近、バットを最新のものに新調しました。そうしたら、振れば勝手に当たるんです。最新のバットで技術体力を補いながら、軟式野球も楽しんでいます。
◆主催
東京ボランティア・市民活動センター