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(2018年10月14日 / TVAC )

TVACレポート

【平成30年7月豪雨】愛媛コミュニティ支援プログラム

キーワード
災害 、 豪雨 、 被災者 、 愛媛 、 宇和島 、 コミュニティ 、 ボランティア
画像宇和島市観光協会hpより

宇和島市へのコミュニティ支援

7月豪雨では、全国各地で大きな被害が発生しました。

愛媛県宇和島市。

ここでも土砂崩れや浸水などでたくさんの方が被災しました。市内でも、とりわけ被害の大きかった吉田町では災害が起きる前、およそ20か所で市民によるサロン活動が行われていました。しかし、今回の7月豪雨で全てのサロンがストップ。避難でバラバラになってしまったり、集まる場所であった集会所や公民館も被災してしまったのです。市民が互いに支え合い、励ましあう場が失われてしまいました。

この状況を聞き、東京都・TVAC・アクションプラン推進会議の幹事団体では、こうした市民による活動がもう一度、地域で取り組んでいけるよう、10月〜11月末までふれあい喫茶活動を行うことになりました。

沖村コミュニティセンター 吉田公民館

参加された方の声

久しぶりねー、あなたのとこも、大変だったでしょ〜。

サロン参加者はみな今回の災害で浸水被害を受けているよ。修理で大工の予約待ちをしている人も多い。

床下浸水の人は水をもらえないと思ってた…。今日、みんなと話しして、初めてもらえると知ったよ。

今も市内の方にアパートを借りて避難している。今日は主人の車に乗せてもらってここへ来た。

みんなから「サロンまだー?早くみんなに会いたい」という声をもらってたのよ。

地元の社会福祉協議会と連携

この取組みは、宇和島市社会福祉協議会(以下、社協)と一緒に取り組んでいます。ふれあい喫茶の場所も話し合いながら決めています。社協の吉田支所、また、その支所に10月から設置された「地域ささえあいセンター」のスタッフとともに取り組んでいます。

現在、ふれあい喫茶は、吉田地区内5か所で実施しています(河内、沖村、御殿内、東小路、玉津)。もともとサロンを実施ていた地域では、サロンの世話人さんから地域住民に声をかえて頂き、サロンを運営しています。

常時5人が宇和島市に常駐

東京からは、アクションプラン推進会議に参加する、生活協同組合、社会福祉協議会・ボランティアセンター、NPO・NGO、企業、青年会議所が合同でチームを組んで、常時5人が喫茶活動を展開していきます。

様々な団体と連携して実施

この取組みは、東京都・TVAC・アクションプラン推進会議幹事団体や地元の宇和島市社会福祉協議会はもちろん、下記の方々にもご協力を頂き、進めています。

コープえひめ/災害NGO結/えひめ311/愛ある愛媛セラピストの会/JVOAD/U.grandma(うわじまグランマ)/旭醤油醸造場/イルフィオーレ/吉田郵便局

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