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(2019年1月15日 / 災害担当 )

TVACレポート

阪神・淡路大震災メモリアルイベント「灯りのつどい」が開催されました

キーワード
阪神・淡路大震災 、 災害 、 ボランティア

みなさん、1月17日が何の日か覚えていますか?

24年前の今日、午前5時46分、阪神・淡路大震災が発生しました。

「いま、わたしたちに、できること。2013〜KOBE MEMORIAL 灯りのつどい〜」は、この震災を風化させないようにと東京災害ボランティアネットワーク(通称:東災ボ)が毎年1月の17日以前の土曜日に開催しているイベントです。

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今年の「つどい」は2019年1月12日(土)に開催。東京ボランティア・市民活動センターからもスタッフ3名が参加しました。また、当日の参加者としても3名が参加しました。

会場は、有楽町駅前の東京国際フォーラム。当日の天候は曇り。少し雪もちらつきました。例年、寒さが身に染みる’イベントですが、今年は過ごしやすい一日となりました。

午後1時ごろから東災ボの参加団体のボランティアが参加して会場設営を開始。

「炊き出し」、「展示」、「灯りのテント(グラスへの絵付け)」のコーナーや、「煙体験ハウス」、災害写真等の「スクリーン映像」も準備しました。

私たち東京ボランティア・市民活動センターの担当は、「灯りのテント」。小さなグラスに絵付け体験をするコーナーです。

14時ごろから少しずつ人が集まりはじめ、スタッフの呼び込みもあってか、沢山の方が立ち寄り、絵付けを体験しました。

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日も暮れてきた17時ごろ、このコーナーで絵付けを終えたグラスをセレモニー会場へ移し、会場にいる方々にひとつずつ手に取っていただきました。

そして会場には、「1.17KOBE」の文字で灯りがともされ…

———17時46分。黙祷。

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日本で暮らす私たちの生活から切り離せない災害

阪神・淡路大震災の後も、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震などさまざまな地震災害が発生しています。東京でも、2013年に伊豆大島で大規模な土石流災害がありました。

多くの人の暮らしをほんの一瞬で変えてしまう震災。その一方で、時間の流れは私たちの記憶を風化させていきます。

「あの日のこと」、「あの時のこと」、「あの人のこと」、「あの町のこと」・・・、この「灯りのつどい」は、わたしたちが何かを思い出す、語り合う、話し合うきっかけを与えてくれます。


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