(2019年11月2日 / 相談担当 )
NPO・ボランティアグループでボランティア活動したい人のためのガイダンス(NVGG)を開催しました(2019年9月14日)
- キーワード
- 初めて 、 ボランティア 、 NPO 、 NGO 、 ガイダンス
NPOやボランティアに関心があり活動先を探している方のためのガイダンス(NVGG)を、9月14日(土)に開催しまし、18名の方にご参加いただきました。
前半は、すでに地域で活動を行っている3つの団体の方をお招きし、活動をはじめたきっかけや、実際のボランティアプログラムについて、お話をいただきました。
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
田中悠輝さん、牧野桂子さん
2001年に任意団体としてスタート。生活に困り、行き詰った方々が再出発を果たせるよう、相談支援、アパート入居に際しての保証人提供、社会的孤立を解消するための居場所づくりのほか、貧困の問題を社会に情報発信し、政策提言を行ってきた。2014年、認定NPO法人化。
NPO法人パフォーマンスバンク
鈴木浩之さん
『「演奏したい」と「演奏してほしい」をつなぐ』をスローガンに掲げ、高齢者施設などで行われる年間200件超の出張コンサート開催を支援している。聴き手も楽しく参加できる双方向型コンサートが特徴。音楽スキルの有無を問わず参加できるボランティアを募集中。2014年、NPO法人設立。
手編みの鳥の巣を届ける会
早水悠登さん(右)
怪我をした野鳥のヒナを保護するために使われる「手編みの鳥の巣」を日本国内で募り、アメリカの動物救護団体 Carolina Waterfowl Rescue へ寄贈する活動を行う。2019年、団体としての活動をスタート。
後半は、ゲストのみなさんが、参加者からの質問に答えてくださいました。
「ボランティアは団体の中でどのような役割を担っているの?」「参加している人たちの年齢層は?」「参加するにあたって必要なものは何か?」「ボランティアを実際にやってみて何か変わったことはあったか?」などの質問が挙がりました。
ゲストの方からは、「新しい価値を知ることができた」「世界の見え方が変わった」「新しい友達が増えた」など、ボランティア活動を通じて、自分自身の価値観や生活が変わるきっかけになった、と皆さんが感じていることが印象的でした。
今回は、生活困窮者の支援、音楽を通じた人々の交流の場づくり、編み物を通した野鳥保護など、多様な分野にわたる活動についてお話を伺うことができました。そして、話題は、ゲストの方それぞれのボランティアのきっかけや経験、活動を継続するにつれての気持ちの変化などにも広がっていきました。
参加者のみなさんから寄せられたアンケート
自分も楽しんでボランティアをする大切さを聞き心があたたかくなりました。
全ての団体に興味がわきました。また、探し方も知ることができてよかった。
HPや紙ベースではなく、直接対話できること、参加者同士の交流もあったので(アイスブレイク)、自身の世界も広がったように感じます。
時間をたっぷりかけてお話して頂けたのと、アットホームな雰囲気が良かったです。
ご参加いただいた皆さん、ご登壇いただいたゲストの皆さん、ありがとうございました。