ききマネ講座「日々のお金の記録と決算～ボランティアグループ・NPOのためのやさしい入門講座～」を開催しました。（８月３１日）

8月31日、ききマネ講座「日々のお金の記録と決算～ボランティアグループ・NPOのためのやさしい入門講座～」を開催しました。NPOやボランティアグループにとって、日々のお金の記録は、安定的な運営を行い、支援者の方々から信頼されるためにもとても大切なことです。ですが、活動に追われていたり、慣れない会計を急に任されたりなど、多くの団体が悩んでいるテーマでもあります。今回のききマネ講座は、本格的なNPO経理の一歩手前で、日常的なお金の出し入れ、記録や処理の仕方など、初歩的な内容について、当センター相談担当の森玲子が講師を務めさせていただきました。

講座では、会計にかかわる事務作業の基本的な確認、勘定科目、帳簿の書き方などについて解説したあと、3つのテーブルにわかれて、複数の事業を同時に管理、記録できる「多桁式現金出納帳」を使い、練習問題をとおしてお金の動きを記録したり、簡単な会計報告をつくってみました。参加された方々は皆さん、それぞれの会計を担当されており、少人数ということもあり、団体の枠をこえて和気あいあいとグループワークをしました。

小さな団体では、会計や事務担当者が誰にも相談できず、孤立しがちなことも少なくありません。TVACでは、NPOやボランティアグループの運営相談や講座を定期的に行っております。お気軽にご相談ください。

→TVACの「相談」と「講座」