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(2025年8月29日 / 市民学習担当 )

TVACレポート

都内中学校、高等学校、高等部の教員とのボランティア活動に関する情報交換会2025

キーワード
ボランティア部 人間と社会 教員 先生 学校

2025年8月6日(水)に、「都内中学校、高等学校、高等部の教員とのボランティア活動に関する情報交換会」を開催しました。

都立・私立高等学校の先生や、社会福祉協議会・ボランティアセンターなどの中間支援組織、行政職員・主催者合わせ66名の方の参加がありました。

当日の内容

挨拶・趣旨説明
事例報告
 東村山市社会福祉協議会 東村山ボランティアセンター稲森 順子さん
 東村山西高等学校教諭 ボランティア部顧問 岸田 直子さん
情報交換会  グループに分かれての情報交換

主催:東京都ボランティア教育研究会、

共催:東京ボランティア・市民活動センター

中間支援組織からの事例報告では、地域福祉活動計画の実現のためにも社協が取り組む意義、先生方との出会いや生徒たちの活躍の様子、見えてきた課題などをお話いただきました。お互いどなたに相談すればよいか迷っていたり、異動でつながりが途切れてしまうなど、課題も見えつつ、地域の住民も社協やボランティアセンターも学校・生徒さんとつながりたいと思っていること、生徒たちの活躍を応援したいと思っていることをお話いただきました。

高等学校からの事例報告では、ボランティア部の活動事例をお話いただきました。生徒の自己肯定感が高くなった、地域の人が学校の応援団になってくれた、など、活動を通した変化や、顧問として活動記録を学校のWEBサイトで発信したり、ボランティア部通信で生徒に予定を早めに伝えたり、生徒向けに事前指導の時間をとり、活動先との打ち合わせをするなど様々な気配りをされていることがわかりました。

後半は、学校、中間支援組織、行政職員等がグループとなり、情報交換会を実施しました。そこでは、悩みごと・相談ごとの共有、解決に向けたアドバイスや、今後の連携の模索など多岐にわたり情報交換がすすみました。

閉会後、希望される方に、東京ボランティア・市民活動センターの見学会も実施しました。

情報交換会を実施して、学校の先生と社協やボランティアセンター職員が同じテーブルについて話をすることで、学校は地域と、地域は学校と、お互いにつながりあって支え合える関係になれる存在なのだと、少しでも感じていただけたら幸いです。この機会をぜひ、今後にも生かしていただければと思います。またお会いできるのを楽しみにしております。

今後も、東京都ボランティア教育研究会のみなさんと協力しながら、生徒・学生のボランティア推進をすすめていきたいと思います。

東京都ボランティア教育研究会 とは

東京都教育委員会より認定を受け、平成23年度より発足し、10年以上活動を行っている研究団体です。

主に、学校におけるボランティア学習・ボランティア教育、福祉教育全般に関わる調査・研究をしています。

詳細は研究紀要等にまとめてありますので、研究会のWebをご覧ください(http://www.houshibora.com)。

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