(2007年2月6日 / 柴田健次 )
世代を超えて“いじめ”を考える
第20回 都内相談機関研究協議会
- キーワード
- 相談 、 民間相談機関 、 いじめ 、 スクールカウンセラー
※この情報は掲載期限を過ぎたものです。
都内の相談機関においては、混沌とした社会状況を反映し、複雑且つ多様な相談が寄せられており、相談者のニーズを受けとめながら、問題解決に向け、相談機関相互の連携を図っていくことが求められています。
一方、市民としての感性や当事者としての経験等を生かし、NPO法人をはじめとする市民活動団体が主体となった相談機関が、専門且つ多様な相談を通して、問題の顕在化を図り、課題解決をめざして、相談者を総合的にサポートしていく動きも出てきています。
そこで、相談活動に取り組む関係者が一同に会し、多様な相談者のニーズに応えるための多様な相談システムへの模索や、相談機関相互の連携や協力、相談体制や相談の質を高めるための運営方策等、「相談機関の今日的あり方」を探るため、本協議会を開催します。
主催
東京ボランティア・市民活動センター
日時
2007年3月5日(月) 10時〜16時(受付9時30分〜)
会場
〔最寄駅〕JR総武線・東京メトロ有楽町線、東西線、南北線、都営大江戸線「飯田橋」駅下車
〔住所〕東京都新宿区神楽河岸1-1
対象
民間相談機関連絡協議会会員
区市町村社会福祉協議会職員
公的相談機関職員(福祉事務所・児童相談所・保健所他)
民間相談機関スタッフ
その他、相談事業(活動)を行う者
参加費
2,000円(当日、受付にてお支払いください)
定員
100名
日程
9:30---------------受付開始
10:00--------------開会 挨拶
10:30〜12:00------基調講演
12:00〜13:00------休憩
13:00〜16:00------パネルディスカッション
16:00--------------閉会
内容
今回の研究協議会は「世代を超えて“いじめ”を考える」としましたが、はじめは連鎖する「子どもの自殺」をテーマにと考えたものの、「いじめ」は子どもの社会だけの問題ではなく、大人たちの意識や価値観の反映であり、子どものいじめは大人の世界の縮図ではないかという議論に発展しました。そこで「いじめの構造」とも言うべき題を社会心理学的な視点から学習することになりました。これは子どもの自殺を一般化したり相対化することではなく、いじめ問題と取り組む重要な切り口であると思います。多数の方々にご参加いただき、この議論を深めたいと考えています。
1.主催者挨拶「都内相談機関研究協議会開催にあたって」
民間相談機関連絡協議会会長
日本いのちの電話連盟常務理事
斉藤友紀雄 氏
2.基調講演 「いじめの構造」
鵜飼啓子氏(昭和女子大学 人間社会学部心理学科教授)
プロフィール
1974年東京大学教育学部教育心理学科卒業、1974年〜79年関東学院六浦中高等学校スクールカウンセラー、1979年〜92年昭和女子大学短期大学部初等教育学科講師、1992年〜2005年昭和女子大学文学部心理学科講師 助教授を経て現職。
1991年〜現在日精研心理臨床センターカウンセリングルームカウンセラー、1995年〜97年文部省「スクールカウンセラー活用調査研究委託事業」参加(東京都北区立十条中学校カウンセラー)、1997年〜98年3月上記北区立十条中学校にて、区の事業としてのスクールカウンセラー。
3.パネルディスカッション 「世代を超えて“いじめ”を考える」
◆パネリスト
草柳和之 氏(メンタルサービスセンター代表)
花岡尚人 氏(花岡児童総合研究所代表)
井利由理 氏(青少年健康センター・茗荷谷クラブチーフスタッフ)
◆コメンテーター
山崎 美貴子(東京ボランティア・市民活動センター所長)
◆司会
斉藤友紀雄
お申し込み方法
下記「参加申込書」にご記入の上、3月1日(木)までに、郵送またはFAX、ウェブサイトの専用フォームにて東京ボランティア・市民活動センター宛、お申込ください、定員になり次第締切にさせていただきます。
お申し込み・お問い合わせ先
東京ボランティア・市民活動センター(担当:柴田)
〒162-0823 新宿区神楽河岸1-1 メールボックス60番
電話 03-3235-1171 FAX 03-3235-0050