(2009年4月14日 / 藤原孝公 )
『主張するデザイン』—市民活動・NPOのデザイン博
2009.5.26〜6.14 / 東京ボランティア・市民活動センター
- キーワード
- デザイン 、 広報 、 PR 、 ネットワーク
大きな反響を呼んだ、情報誌ネットワークの特集『主張するデザイン』。
鮮烈な印象を放つ数々のポスターやシンボルマークが、この展覧会でよみがえります。
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主張。
それはボランティア、市民活動、NPO/NGOのエネルギー。
現実の姿、対立と葛藤、そして理想を
ポスター、チラシ、パンフレットなどにデザインしながら、
数多くの主張が表されています。
『主張するデザイン』は、そうしたデザインたちの展覧会。
市民・住民運動からボランティア・市民活動、NPO/NGO、
その中から生まれたデザインを集めました。
歴史というプロムナードに飾られた、
あざやかに、そして強烈に発信された
「主張するデザイン」をごらんください。
開催情報
公式プログラム—情報誌ネットワーク『主張するデザイン』
デザイナーにきく『主張するデザインと、ボランティア・市民活動の未来』
《個と個がぶつかり、コトを起こす中からデザインが創造される》
「デザインとは何か」常に問いかけていた。
葛藤せざるを得ない時が幾度かあった。(本文より)
福澤郁文
(グラフィックデザイナー/株式会社デザインFF代表)
《「確かめるメディア」として、キャッチボールするデザインを》
デザインには、何かに置き換えることで伝わるおもしろさや、
見えないものを浮かび上がらせる役割があると思います。(本文より)
齋藤啓子
(武蔵野美術大学教授)
NPO法人東京・多摩リサイクル市民連邦(1994)
シンボルマーク
『海の障害者マーク』(1990)/NPO法人ヨット・エイド・ジャパン
『とこちゃん』(1994)/NPO法人東京・多摩リサイクル市民連邦
『アフリカ人の声をきけ』(2008)
—design by Kads MIIDA
他
ポスター
ボランティア相談員募集ポスター(1971)
『いのちの電話 ボランティア相談員募集』(1971)/いのちの電話事務局
『第1回リブ大会』(1972)/リブ新宿センター
『第33回わたぼうし音楽祭』(2008)/財団法人たんぽぽの家
—design by デザインオフィスつねまつ
他
チラシ・パンフレット・冊子
『荒川で ちょっといいこと ゴミ拾い。』(2008)/NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム
—design by 林田全弘
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本(2007)
『拷問への旅にようこそ』(2007)/社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
『英文季刊誌・AMPO』(1969創刊)
『米騒動 ビラ』(1918)
他
旗
日本脳性マヒ者協会全国青い芝の会総連合会
『荊冠旗』/全国水平社
『水俣病訴訟 "怨"』
『会旗』/日本脳性マヒ者協会全国青い芝の会総連合会
他
プロダクトデザイン
新宿福祉の家(1977)
『黄色い車ハンディキャブ』(1977)/新宿福祉の家
『よこいとチェア』(1959)/よこいとグループ
他
テーマ別展示『貧困との対決』
『反貧困ネットワーク ロゴマーク』(2007)/反貧困ネットワーク
『朝日訴訟 応援バッジ』(1950年代後半〜60年代)
『STAND UP TAKE ACTION』(2008)
他
テーマ別展示『反戦反核への行動』
『NO NUKES MORE HEARTS』(2007)
—design by Misao Redwolf
『第五福竜丸保存運動ポスター』/東京都立第五福竜丸展示館(保存)
他
テーマ別展示『身を賭して』
砂川町基地拡張反対同盟
『足尾銅山鉱毒被害を訴えた直訴状』/田中正造
『メモリアルキルト』/メモリアル・キルト・ジャパン
ポスター『土地に杭は打たれても 心に杭は打たれない』/砂川町基地拡張反対同盟
はちまき『決死団結 老年行動隊』/三里塚・芝山連合空港反対同盟
他
情報誌『ネットワーク』について
情報誌『ネットワーク』は、ボランティア・市民活動・NPOをとおしてききたかったこと、いいたかったこと、
でも、ちょっとためらっていたこと、それをつたえる情報誌です。
東京ボランティア・市民活動センターが、
ボランティア・市民活動・NPOの現場の動きを伝えます。
ぜひお読みください。